もしもＪｒ.と、 (ページ14)

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浮所飛貴・恋人【リク】ページ14

* 浮所らら *さんからのリクエストを書かせていただきました。

SIDE︰浮所

今日はね、彼女のAとデートなんだよっ。ていっても、外はあいにくの雨だから予定変更でお家デート。本当は外で遊園地とか行っていっぱい遊ぶはずだったんだけど、雨なら仕方ないよね…。

A「雨やんでくれないかなぁ、」

浮所「まだ言ってるの？」

A「だって今日飛貴と遊びに行くの楽しみにしてたんだもん…。」

俺の家に来て少し経つけど、さっきからこんな感じで残念そうにしてる。確かに俺も晴れて欲しかったけど、Aと一緒に居れるならどこでも楽しいのになぁ。

浮所「ほらっ、そんな悲しい顔しないで？また今度晴れた時に外行こ？」

Aの顔を覗き込みながら頭を撫でてあげるとほんの少し顔を赤くして小さく頷いた。

A「///、ぅん」

浮所「ふふ、、だから今日はさ、俺の家でいっぱい遊ぼ!」

A「うん、遊ぶっ」

笑顔で言うと、Aも笑顔を返して言ってくれた。Aの笑顔見れるとすっごい嬉しいんだよな。

浮所「なにして遊ぼっかぁ…」

ﾋﾟｶｯｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ…

A「っ!!…なに今の、雷？」

浮所「、、みたいだね、びっくりした…」

閉められていたカーテン越しに外がピカッと光ったのが見えて、その後に鋭い雷の音が聞こえた。
急に雷がなり始めて、Aは肩をすくませながら耳を塞いでいる。

浮所「雷怖いの？」

A「うん、、怖いから嫌い…」

その後も度々なる雷に、Aは怯えていた。
怖がるAを少しでも和らげてあげたくて、Aの顔を俺の胸にうずめるようにして抱きしめる。

浮所「大丈夫、俺がいるから怖くない。」

背中をさすりながら優しく言うと、Aが俺の背中に手を回して、ギュッと抱きしめ返してくれる。

A「飛貴ぁ…」

浮所「そんな泣きそうにならなくても大丈夫(笑)、ずっとこうしててあげるから。」

雷がなってる間ずっと抱きしめたままで、頭を撫でたり、くだらない会話したりして、Aがなるべく怖くなくなるようにする。そしたら、だんだんAの声も明るくなってきて、俯いてるから顔は見えないけど笑顔になってくれてるみたい。