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第8話「楽屋」 ページ9
咲「お疲れ様です！」
シ「おつかれダヨ〜！」
至「おつー」
「お疲れ様でした！」
い「Aちゃんも観に来てくれたんだ！」
「とても面白かったです！アドリブが多いって他のお客さんが言ってましたが、そんなに多かったんですか？」
い「そうなの」
幸「ホント、ゲネプロであんなに怯んでたのにね」
天「う、うるせぇ！」
なんかいいな…私もあの頃に戻りたい。
い「次の秋組についてなんだけど、明後日オーディションをするから、Aちゃんも来てもらってもいいかな？」
「分かりました」
至「……」
＊
10日後には劇団の寮に引っ越すから、私は帰って早速荷造りをしようかな。
至「A」
「はい」
至「この後どうするの？」
「帰って荷造りをしようと思ってます」
至「じゃあ、俺も手伝うよ」
「えっ！」
至「何？」
「い、いや…悪いですよ…！」
至「俺がしたいの。ほら早く行くよ」
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作者名：柚芭（ゆずは） | 作成日時：2017年9月27日 21時
