祓本五条に愛されて【五条悟】

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チュッ、チュチュと止まらない悟
誰かが来たらとよぎり慌てて止める



「はい、おしまい」

「ちぇー。てか何このえっちぃドレス？肩丸出しじゃん。赤リップしてさ。今日真凜先生白衣じゃないの？」

「うん。パーティシーン撮るの」

「ダメ。絶対ダメダメこんな布少ないの、白衣だけでいいだろ、サービスシーンなんて許しません。監督許さねー」



と愚痴愚痴言いながらまた唇に近づく悟を止めつつ、私の赤リップがうつった唇を拭こうとすると腕を掴まれ全力で阻止される





(…あっ、コイツ！！赤リップがうつるのわかっててさっきから…！！！)



びくともしない悟を壁に追いやる


「もう、さとる〜」

「ふっ、可愛いA。そんなにリップついた？このまま収録行っちゃおっかな♡」

「ダメだって」



(よしコイツの弱点はこれしかない！！！)



壁に追いやったでっかい体にこれでもか！！！
と密着する



すると掴まれた手の力が弱まった隙に
悟の唇についたリップを親指で拭きとると



トントン

真横のドアからノックする音と同時に
悟の手が腰から下へと落ちてくるのを阻止する


「どうするA鍵かける？
俺はこのままでいいけど」

と耳元で囁きながらニヤニヤする顔



(ヤバい…！鍵開いてるっ！！！)



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