Cherish in my「LIFE」(3/19パス解除) (ページ10)

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俺が、傷つけた事は事実だし。

その俺と、また、一緒に居たいって言ってくれるのは嬉しいし、もう絶対に手離さないって、今度こそ、何があっても、大切にしようって、誓ったんだけど・・・

Aは、俺といて幸せなのかな？

過去に、俺はAがトラウマを抱えるくらいの傷を付けたヤツなわけで。

実際、俺がいない時は睡眠薬がないと眠れないみたい。

今でも、時々カウンセリングに通ってる。

潤「時間しかねーよ。」

雅「え？」

潤「Aの事。雅人さんも、香菜さんも、Aの幸せをずっと願ってるんだ。
過去は変えようがないけどさ、これから、いくらでも挽回は出来るだろ。
何言われたって、Aが幸せそうにしてるんなら、まーが、ちゃんとAの事大事にしてるって嫌でも伝わるだろ。」

雅「松潤・・・ありがと。俺、大事にする。何があっても、Aの事、絶対に幸せにします！！」

潤「俺に言うなよ！ってか、結婚の挨拶じゃねーんだから！！」

・

2人でキャンキャン言いながら、タクシーを先に降りた松潤。

帰り際に

潤「素敵なクリスマスを。って、明日、どこそこイテーとか言うなよ！」

って、釘を刺して帰って言った。

ホテルの地下駐車場にタクシーを待たせて、そのまま、サロンまで行く。

この時間だから、誰もいないから大丈夫だって、さっき、メールが入ってたから。

その道中で、

田中「お、来たなバースデーボーイ。」

雅「こんばんわ。てか、そのボーイってなに！俺、もうボーイって年でもないし。」

た「ハハハ、見た目ボーイだろーが。何とかテッペン超えずにすんだな。」

雅「まぁ、今朝、誕生日はしてもらったし。今からはクリスマスしてやんなきゃ。」

コレでも、付き合ってから初めてのクリスマス。

なんだかんだ言って、旅行以外で、プレゼントもちゃっかり用意した。

た「ったく、戻ったらコレかよ。はぁ、Aも休み欲しいってうるせーし。なんで山本と2人でお前らのオフの都合合わせなきゃいけねーんだよ。最近、飲み行ってもそればっかだぞ。」

田中さんと山さんの協力があるから、俺達は短くても一緒にいる時間を作る事が出来てる。

雅「嫌、感謝してますって。マジで。」

た「じゃぁ、今度飲み代奢れ！」

雅「あー！もう！それくらい出すよ！」

た「お前、一丁前に言うようになったなぁ。」

なんて、会話をしてたら、

「田中さん！」

って呼ぶ声が聞こえた。