Cherish in my「LIFE」(3/19パス解除) (ページ8)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:83,492 hit

★3 ページ8

・

あの後、2人でイチャコラして、←だって、まだ時間あったんだもん！！

午後から出勤のAと2人で家を出た。

っても、山さんが地下の駐車場まで迎えに来てくれて、ついでだから、Aも送って行って、

Aが、頭を下げてお礼を行って、降りた瞬間に

山「お前さ、独占欲強すぎだろ。」

雅「え？そんなにイチャイチャしてないよ？って、ずっと山さんと話してたじゃん！」

車の中で、Aはずーっと山さんとお喋り。

独占欲なんて見せる隙もない。

っても、意外と俺達、人前ではベタベタしないんだけどね。

山「そうじゃなくって！首んとこ！あの調子じゃぁ、Aさん気付いてないと思うけど、少しは気を付けろ。」

えっと・・・なんで俺が怒られるんだろう？

俺が付けてたって言うなら、まだ怒られる意味もわかるんだけど・・・；

山「あのな。Aさんの年齢、女で言うなら適齢期ってヤツだぞ。ずっと、彼氏はいませんで隠し通してきてたのに。」

あぁ、納得した。

まぁ、俺も29になったから、わかるよ。

友達とかね、色々結婚していくもんね。

俺でも

「いくら仕事がそれでも彼女位ならいるだろ！」

って言われたり。

Aは、もっと、だよなぁ・・・

まだ、付き合いだしたばっかりだし、いくら、元サヤ？って関係でもさ、俺の仕事の事考えたら、ね。

それに、Aは、結婚願望はないみたいだし。

この頃は、一緒にいるって決めてはいたけれど、具体的にどうしたい、とか、そういうのを考えてる余裕もなくて・・・

後になって、後悔したんだ。

俺、ちゃんと考えてるつもりで、何も考えてなかったんだって。

山「それにしても、アレは逆にえろいな！」

雅「は？」

山「あの色気に、キスマークって、もうさ、男の本能を擽るだろ。あーあ、今日、クリスマスパーティーの仕事だっけ？こりゃ、結構誘われるだろーな！ハハハ」

って、
え？マジ！？

勘弁して！！

雅「ねぇ！今日、何時に終わるの！？」

山「お前次第ってとこかな。」

えぇ！？

なんだよ！

山「はぁ、仕事は仕事だ。ちゃんとやれ！」

正直、気が気じゃなかった。

そのまま、楽屋に入ると、メンバーから、おめでとうって言われたりもして、楽しかったし、嬉しかったんだけど、

頭の片隅には、さっきの山さんの言葉が残っていて、

あぁ！田中さん！！お願いだから！こういう時は休みにしてあげてよ！！

って、何度も思った。