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雅「A？ちゃんと、来年中には旅行に行ける様にして貰うから。あ、そしたら、ね、海外行ける様な時間、取れるかもしれないでしょ？」
そっちの方が、色々気にしなくていいし、観光も出来るしね。
あ「ドバイに行きたい。」
雅「ハイハイ。」
そう言いながら、両手を伸ばしてきたAを抱き締めると、Aも俺をギュッとしてくる。
この時間が1番好き。
1日の疲れが吹っ飛ぶんだよね。
ギュッとしてたAが、
あ「じゃぁ、お正月、予定どうなんの？」
雅「う〜ん・・・1日の夜に実家帰ってー、2日の昼に雅人さん家行ってー、3日はぁ、どーしよっか？Aは？したい事ある？」
逆に、かなりゆっくりな休みになりそうだけど。
あ「まー君と一緒にいる。」
また、ギュッとしてくるから、
あー！もー！！なんだコレ！？
俺、今、超幸せかもしんない！！！
テンション高くなって、そのまま押し倒しちゃいたい気分だけど、
それをグッと堪えた・・・
いつの間にか、日付も変わって、今日はクリスマスだからさ、
Aが、1年の中で1番好きなイベントで、毎年ルンルンでクリスマスツリーの飾り付けしてたんだよね。
もちろん、今も、Aの部屋には大きなクリスマスツリーが置いてある。
テッペンの星取り付けるのに、
あ「届かない〜！！！」
って・・・今までどうやって付けてたのか謎だけど、俺が付けてあげたら、めっちゃニコニコして、「ありがと」って言ってくれた。
去年までは何とも思ってなかったクリスマスも誕生日も、今年は全く違う。
チュっとキスすると、
あ「まー君飲んでる？」
雅「あー、少しだけ。」
あ「ズルイー！私も飲みたい！」
雅「今から？明日大丈夫？」
あ「大丈夫〜！明日オフだし！」
スッゲー嬉しそうに言ってきて。
雅「俺、明日も仕事・・・はぁ」
はぁ、マジでオフが欲しい〜！
あ「それは、仕方ないよ。でも、まー君が仕事してくれないと、年末年始のTVが寂しくなるでしょ？」
ね、俺の事どうしたいんだろ？
こんな事言われたら、仕事頑張ろって簡単に思える。
Aは、立ち上がりながら、
あ「明日お昼からでしょ？少しだけ付き合って？」
キッチンに移動する。
あ「先にお風呂入ってきて？その間に用意するから。」
雅「うん。そーする。」
お風呂から出たら、Aもスーツから着替えていて、
なんか、一生懸命、色々してるけど・・・
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作者名：菜菜
| 作成日時：2016年11月7日 4時
