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恵美と由斗が婚約破棄をした。
この仕事をしていたら、よくある話。
違ったのは、由斗が昔、私と付き合っていた事を
恵美が知ってしまった事。
付き合ってたとは言っても、あの男、私をキズモノ扱いしてさようなら。
だったわけだし。
ただ、解約金を払いに来た日、由斗が私に言った。
由「なぁ？オマエ、子供ってもう作れないの？」
あ「は？」
由「いや、最近さ、先輩の所がおめでたで、不妊治療して出来たって聞いてさ、その先輩の嫁さんも片側の卵巣取ってんだって、だからさ、Aはどうなのかなぁ？って。」
あ「ちゃんと計画立てて治療すれば出来ると思う。でも、育たないかもしれない。」
思い出してしまう。
4年前の事を。
これだけは、絶対に、知られるわけにはいかない。
きっと、知ってしまったら、
責任を感じてしまうでしょう？
由「そっか。じゃぁ、彼氏は？なんで結婚しないんだよ？子供がいない夫婦なんて今時たくさんいるだろ？」
あ「あんまりそんな話した事ないから。」
簡単に結婚なんて出来ない人達がこの世の中にいるのよ。
由「子供、いなくてもいいから、俺と結婚してって言ったら？」
あ「は？」
コイツ、何言ってんの？
由「正直、後悔してた。あの時なんて事言ったんだろうって。でも、こうしてAに会って、綺麗になっててさ、もう一度、やり直す事出来ない？」
はぁ。自分勝手。
こんなとこ、変わってないんだね。
即答で
あ「出来ない。」
由「即答かよ！」
当たり前だ！
それに・・・
あ「由斗は、普通に子供がいて、奥さんがいてって家庭が理想でしょ？」
由斗は所謂、愛人の子供で、それなりのお坊ちゃんではあったんだけど、誰よりも普通の家庭を欲しがっていた。
それは、昔付き合っていた頃から。
きっと、どこにでもある普通の家庭に憧れてる。
あ「私じゃ由斗の願いは叶えられない。ごめんなさい。後、ありがとう。」
今だからわかる事がある。今だから優しくなれる。
由「そう言われたら、俺、もう無理じゃん！」
あ「アハ！だって、私、ちゃんと彼氏いますしー！」
私には、まー君がいる。
まー君以外の人となんて、考えられない。
もし、まー君じゃなかったら、今の私は存在しない。
由「なんかさ、彼氏がどんな奴かなんてわんないけど、オマエ幸せそうで良かった。」
あ「そう？愛されてますからね〜。」
大事にされてる。
それだけは、わかってる。
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菜菜(プロフ) - あっちゃんさん» きゃー！文章の下手さと、付箋回収してないのと、矛盾してるのがバレる！（笑）色んな意味でお恥ずかしいですが、楽しんで下さいませ(^^) (2017年8月6日 10時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - こんにちは。最初から読みたくてやって来ました。わすれてることもおおくて！じっくりと、腰をすえて読むぞー！ (2017年8月6日 8時) (レス) id: cd7b6e55f7 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ひろさん» ひろさん、ありがとうございます(*^^*) キュンキュン出来ただなんて…もう感激です！ｳﾌﾌ…気付きました？期待度高いでしょ？ (2016年8月18日 18時) (レス) id: 71e258e047 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 菜菜ちゃん♪作家デビューおめでとう*\(^o^)/*キュンキュンする朝の風景に癒されたよー♪そして！超嬉しい！ありがとう〜。(*^o^*)／ (2016年8月18日 16時) (レス) id: fe36beb909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2016年8月18日 11時
