talk ☆1 ページ41
ココのマンションはセキュリティは万全。
と言う事は、玄関の音は、鍵を持っている人物しかいない。
家のカギを持ってるのは、2人だけ。
お姉ちゃんと、もう1人。
玄関から、廊下を歩く音がする。
いくら分譲マンションでも下のフロアに響かないんだろうか？
なんて、他人事の様に思った。
動かなきゃ・・・
そう思うけど、
誰なのか、脳が勝手に認識してるからか、
体が動かない。
ダダダダって、歩く音がして、
リビングのガチャンって扉が開閉する音。
音だけで、誰かなんて、考えなくてもわかる。
俯いてた私の視界が暗くなって、
次に聞こえたのは、
雅「バカなの？」
聞き慣れた声は、不機嫌そのもので。
俯いたまま顔を上げる事が出来ない。
言われた言葉はヒドいものだけれど、不機嫌でも、大好きな声。
怒ってるけど・・・
いきなり、ふわっと大好きなカルバンクラインの匂いがして、頭に少し重みを感じた。
そのまま、まだ動けずにいるのは、
髪を後ろに解かす様に、ゆっくりゆっくり撫でてくれるから。
瞼が熱くなる。
ジンワリと体の中から、体温が上がってくる。
優しくて、大きくて、温かい手。
いつも、私が落ち着いて話せる様にってしてくれる。
出会った頃から変わらない。
この手が、頭を撫でてくれるから、安心してしまう。
雅「何があった？」
聞こえたのはさっきとは違う優しい声。
あ「あのね―」
頭の中を整理する様に、私はこの1ヶ月の間に起こった事を全て話した。
まー君は、話終わるまで、何も話さずに、
静かに聞いてくれる。
話終わると、
雅「A、顔、上げて？」
言われた通りに顔を上げると、
そこには、もちろんだけど、まー君がいて、
真剣な表情に思わずドキッとする。
雅「まず、ごめん。」
そう言ったまー君の顔は、真剣だったけど、
目は、どこか悲しそう。
あ「・・・」
雅「後、やっぱり、Aはバカ。」
あ「まー君の方がバカじゃん。なんで謝るのか意味がわかんない。」
何で、まー君が謝るの？
何もしてないじゃない。
雅「辛かったんでしょ？きつかったんでしょ？そんな時に側にいてあげられないから。」
ゆっくりと、頭を撫でながら言ってくる。
あ「まー君のせいじゃないでしょ？それに、それは仕方ないじゃん。」
私の事で、まー君に迷惑なんて、掛けられない。
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菜菜(プロフ) - あっちゃんさん» きゃー！文章の下手さと、付箋回収してないのと、矛盾してるのがバレる！（笑）色んな意味でお恥ずかしいですが、楽しんで下さいませ(^^) (2017年8月6日 10時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - こんにちは。最初から読みたくてやって来ました。わすれてることもおおくて！じっくりと、腰をすえて読むぞー！ (2017年8月6日 8時) (レス) id: cd7b6e55f7 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ひろさん» ひろさん、ありがとうございます(*^^*) キュンキュン出来ただなんて…もう感激です！ｳﾌﾌ…気付きました？期待度高いでしょ？ (2016年8月18日 18時) (レス) id: 71e258e047 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 菜菜ちゃん♪作家デビューおめでとう*\(^o^)/*キュンキュンする朝の風景に癒されたよー♪そして！超嬉しい！ありがとう〜。(*^o^*)／ (2016年8月18日 16時) (レス) id: fe36beb909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜菜
| 作成日時：2016年8月18日 11時
