☆2 ページ36
あ「ほら、蓮、ばかとか言わないの。」
蓮「なんで？Aちゃんだって、まー君にバカって言ってたじゃん。」
あ「え？そうだっけ？」
蓮「この前お泊りに行った時言ってたぞ！な！凜」
凜「うん。言ってた！」
お姉ちゃんも、両親が普段は福岡にいるから、
色々と育児も大変みたいで、私が時々預かったりしてる。
お姉ちゃんは、私がまー君とお付き合いをしてる事は知ってる。
昔の事も。
雅人兄と潤君が仲が良いって言うのもあって、
まー君も直ぐに受け入れられた。
だから、まー君も、華も凛も蓮も可愛いみたいで、
今では、双子の怪獣とは時々、お泊まり会を開いたりしてる。
まー君、子供好きだから・・・
きっと、良いパパになれると思うのになぁ。
なんて考えたところで、
私の未来には、お姉ちゃんの様な家庭を持つという事はないんだ・・・
母「まー君って？」
え？
聞こえてた・・・
さすが、地獄耳。
流石に、両親には言ってない。
というか・・・言えるわけがない。
特に、優子にだけは、言いたくない！！
母「ねえ、A？ちゃんとお付き合いしてる人がいるなら言って。
あなたの身体の事もあるんだし、ご迷惑をおかけする事も多いんじゃないの？
もうイイ年なんだから、反対だとかそんな事は言わないの。
ただ、きちんとご挨拶だけはしときたいの。
それに、ちゃんとした方なのよね？
その、他にご家庭があるとかないわよね？」
いやいやいや・・・
家庭なんてございません。
そんなものあったら・・・
日本中の女子がぶっ倒れます！
何よりも、優子が1番に倒れる気がしてならない。
正直・・・会わせたくない。
姉「まー君はちゃんとした、礼儀正しい人よ。仕事が忙しいから中々時間が合わないのよ。私がちゃんとご挨拶してるから。大丈夫よ。」
さすが、お姉ちゃん。こういう時は本当に助かる。
それに、お姉ちゃんの中でも、まー君とは会わせたくないはず。
母「そう？でも、お時間が取れそうな時は言ってね。」
あ「わかった。」
娘の事を心配しての事なんだとわかるから。
普通、この年齢にもなると結婚や子供の事で親と・・・
って数少ない独身の友達は口を揃えて言う。
ただ、ウチの場合は、私の身体の事もあり、何も言ってこない。
むしろ、
「将来的には誰かしらいた方が良いとは思うんだけど、まだ30代なんだし、ゆっくりでも良いんじゃない？」
だそうだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 579人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菜菜(プロフ) - あっちゃんさん» きゃー！文章の下手さと、付箋回収してないのと、矛盾してるのがバレる！（笑）色んな意味でお恥ずかしいですが、楽しんで下さいませ(^^) (2017年8月6日 10時) (
レス) id: a6c2e2ee1e (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - こんにちは。最初から読みたくてやって来ました。わすれてることもおおくて！じっくりと、腰をすえて読むぞー！ (2017年8月6日 8時) (レス) id: cd7b6e55f7 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜(プロフ) - ひろさん» ひろさん、ありがとうございます(*^^*) キュンキュン出来ただなんて…もう感激です！ｳﾌﾌ…気付きました？期待度高いでしょ？ (2016年8月18日 18時) (レス) id: 71e258e047 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ(プロフ) - 菜菜ちゃん♪作家デビューおめでとう*\(^o^)/*キュンキュンする朝の風景に癒されたよー♪そして！超嬉しい！ありがとう〜。(*^o^*)／ (2016年8月18日 16時) (レス) id: fe36beb909 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜菜
| 作成日時：2016年8月18日 11時
