【名探偵コナン】殺人探偵と東西の名探偵【文スト 外伝】

37話 ページ44

貴方side






チーム構成が決まり、毛利さんが全員を集めた


毛「まず1つ目のグループには俺、田中さん、坂口さん」

安「2つ目には綾辻さん、Aさん、蘭さん、和葉さん」

平「最後の3つ目には、俺、安室さん、コナンくんに、辻村さんの4人や」

坂「なるほど、いい分け方ですね」




口ではそうは言ってるものの、安吾は私を睨むようにじっと見つめていた


私はそんな視線など気にしなかったが



それにしてもあからさまな嫌味ですね、わざわざ私の方を見て言うんですから




勿論今のチーム構成に私も参加したのは明確な理由がある


私たちが自由に動けて捜査できるそして尚且つ監視係が居なければもっと自由に行うことが出来る



そのようなチームを作る為に私が参加したことを安吾は察したのでしょうね

まあ、深月ちゃんは私たち二人に監視がいないことしか気づいていないようですけど



毛「それじゃあチームわけもできた事だしそれぞれ分かれて外と連絡できるような場所がないか探しに行こう」



その声で私たち全員によるこの屋敷の捜査が始まった









〜毛利チーム〜

坂口side



毛「それじゃ俺たちは西側を調べに行きますか」



歩きだそうとした瞬間


執「あ、あの！」

毛「ん？どうかしましたか？」

執「も、もし犯人がこの屋敷にまだいたとして、その犯人が襲ってきたりしたらどうするんですか

私は体術とかなんて一切できませんよ」


確かにその可能性は捨てきれませんね、その対策はしているんでしょうか



そう思って私も毛利さんんの方を見ると


毛「あぁそのことならご心配なく、私は柔道をやっていたので犯人の相手くらいにはなれると思いますよ」



その言葉を聞いて少しばかり安心したものの次の言葉でその安心は崩れ去ることになった


毛「あとAさんが言っていたのですが坂口さんもかなりの腕前の持ち主だとか」


は？


二人分の視線を感じながら僕の心中は、Aさんに対する疑問等が飛び回っていた


特務課としてある程度の体術を身につけてるとはいっても、僕がそっちの方は不得意だと知っているはずでしょう！


毛「坂口さん？」



そう内心荒ぶっている途中に声をかけられふと我に返った



坂「ああ、すみません
Aさんの言っているとおり体術は少しですが身につけているので大丈夫ですよ」

執「そうでしたか」


田中さんは安心したように胸をなでおろした








そしてこの後ようやく僕達の捜査が始まった

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