【名探偵コナン】殺人探偵と東西の名探偵【文スト 外伝】

31話 ページ38

貴方side


蘭ちゃんの弁解も終え、私たちは朝食を楽しんでいた


田中さんが飲み物やパンのおかわりなどを持ってきたりしてくれたりもして、朝からとても贅沢な気分を味わっていた



プルルル、プルルル、


主「あぁ僕のだね、少し出てくるよ

あ、そうだ、飲み物とパンの追加を頼むよ田中」

執「畏まりました」


田中さんは丁寧に腰を折り、原野さんは部屋を出ていった


蘭「あの、朝食を終えたら、お庭の方へ出ても平気ですか？」


蘭ちゃんが原野さんの飲み物などを追加するために近寄った田中さんに話しかけた



執「申し訳ありません、ただいま庭へ出るための扉が壊れてしまっていて庭の方へ出る事が出来ないのです

それに、事件の方もいつ起こるかわからないのであまり外には出ない方がよろしいかと､､､」


その事を聞いた蘭ちゃんは少し残念そうにしながらも、「それもそうですね…」と言い諦めた


その後10分程して原野さんは食堂へと戻って来た



私はもう既に食事を終えていたので、何となく原野さんの様子を見ていた



原野さんが席に座り、パンをちぎり口に含み、飲み込んだ





ん？、どうしたんでしょう？




見ていると、原野さんの顔はだんだんと真っ青になっていき、数秒もしない間に







ガチャンっ!!!!ドサッ！



主「ぐっ、カハッ!!」




全員「!!!!! /キャーー!!!!」



安「大丈夫ですか!!」


安室さん、服部くん、コナンくん、毛利さんが急いで原野さんに近寄った


毛「蘭！今すぐ救急車を呼べ!!」

蘭「わ、わかった」



毛利さんは蘭ちゃんに救急車を呼ぶように言いましたが、もしこれが事件だとしたら､､､



蘭「お父さん、ここ圏外みたいで電話が繋がらない！」

毛「何だと！？」


すかさず服部くんが


服「田中さん、この家で電話が繋がる場所はありますか？」

執「そ、それが、外部との接触は避けたいと旦那様が仰っていたので少なくとも外に出ないことには」



それを聞いて服部くんが外に出られる近くの窓を開けようとしたら


ガチャガチャッ、


服「何で開かないんや!?はよせんと、原野さん助からないやないか！」


コ「もう遅いみたいだよ」



服部くんの言葉を聞いてコナンくんが言葉を紡いだ


それに続くように安室さんが





安「もう、脈がありません」

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