【名探偵コナン】殺人探偵と東西の名探偵【文スト 外伝】

13話 ページ16

貴方side

私が笑ったのを見て2人は顔をこれでもかと言うほど真っ赤にさせ

蘭/和「す、すみません」

と謝った

この姿を見て深月ちゃんを想像したことがバレたら本人に怒られてしまいますね

貴「ふふっ、なぜ謝るのですか？

こちらこそすみません、必死に喋っている貴方方が可愛くてつい笑いが漏れてしまいました

こんな思い雰囲気の中喋るなんて勇気があるんですね」

そう言って私は2人に近づき頭を撫でた

2人は驚いたようだったが、すぐに顔を綻ばせた

しかし一連の私の行動を見ていた深月ちゃんは驚いた顔で私を凝視していた

貴「ではせっかく可愛らしいお嬢さん二人が提案してくれた自己紹介をしましょうか」

私はみなさんのいる方向を向いて

貴「はじめまして、私は綾辻先生の助手を務めております、黒羽Aと申します

そして、人形を抱えているのが探偵の綾辻行人先生です」

先生の方に目をやるとこちらには興味無さそうに、煙管を持って遊んでいた

それを見た深月ちゃんが

辻「先生、挨拶くらいしてください！」

綾「俺は招待状の差出人に会いにきたんだ、ほかの探偵など興味も無い」

深月ちゃんが言い返そうとするとその前に

？「おいおっさん、あんたの助手の人が紹介までしてくれたんや、挨拶くらいちゃんと自分出するのが礼儀っちゅうもんやろ！」

どうやら先生の一言で、関西人の男の子を怒らせてしまったようで先生に詰め寄った

ちなみに深月ちゃんは先生がおっさんと言われているのを聞いて、必死に笑いをこらえているが、バレて先生に睨まれている

貴「まぁまぁ、落ち着いてください」

私は即座に二人の間に入りこみ、彼をなだめた

貴「先生も悪気かあった訳では無いんです
どうかここは引いていただけませんか？」

彼は渋々と言った感じで引いてくれた

それを確認して

貴「では次はお二人ですよ」

と、安吾と深月ちゃんに向かって言った

坂「はじめまして、綾辻探偵事務所で働いている坂口安吾です」

辻「同じく、辻村深月です」

二人の紹介が終わり

貴「こちらは終わりましたので、次は皆さんの紹介をお願いします」

毛「あぁ、はい
私は毛利探偵事務所の毛利小五郎です

それで、こっちが娘の蘭と居候のコナンです」

蘭/コ「はじめまして」

貴「居候ですか？」

毛「えぇ、親の事情で一緒に暮らせないので私たちの元に」

貴「そうでしたか、不躾な質問をすみません」

私は理由を聞いたものの納得せずしばらく観察しようと思った

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