12話 ページ15
綾辻side
俺が車を降りると、複数人からの視線を感じそちらを見てみた
しかし、興味は失せすぐにまだ騒いでいる辻村くんたちの方に視線を向けた
すると、俺の前に
執「遠いところからようこそおいでくださいました、綾辻行人様と助手の黒羽A様、お連れの皆様ですね
私は執事の田中と申します」
俺は少し観察し
綾「あぁ、そうだ
早く屋敷に案内してくれないか？流石にもう寒い」
執「失礼しました、どうぞ付いてきてください
毛利様たちもどうぞ」
毛利、そう呼ばれた人物を見るといかにも頼りなさそうな人間だった
さっき見た3人の方がまだマシだな
俺たちは全員執事についていき、屋敷に入った
入る際俺は少し立ち止まり、ドアを観察した
辻「先生、置いてっちゃいますよ」
辻村くんが声をかけ
綾「あぁ」
俺は足を進めた
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方side
執「こちらにお入りください」
私たちは大広間に案内され中に入った
執「改めて今日はみなさん遠くから足を運んでいただけ誠にありがとうございます
今日はもう遅いのでゆっくりお休みください
お荷物はそれぞれお部屋に運んでおきますので、皆さんは食事の支度が整うまでこの大広間で、少々お待ちください」
そこまで言って私は先程から疑問に思っていた事を聞いた
貴「あの、招待状の差出人の方は今どこにおられるのですか？」
毛「確かに呼ぶだけ呼んで、呼んだ本人が来ないなんてことはありませんよな」
毛利さんも私に同乗して言った
執「申し訳ありません、旦那様は皆さんが食事をした後に皆様に顔を見せるとおっしゃっているのでもうしばらくお待ちください」
色々疑問が残るがそれは後で本人に聞けば良いと思い、今は口を閉じた
執「それでは失礼します」
執事が部屋を出て言ったあと、残された私たちのいる大広間は沈黙に支配された
さっきもこんなことがあったなとどうでもいいことを思っていると
？「あ、あの！」
沈黙に耐えられなくなったであろう高校生くらいの女の子が口を開いた
？「今日初めて会った方もいるし、自己紹介でもしませんか？ ねぇ、和葉ちゃん！」
1人で喋るのが辛かったのか隣にいた同い年くらいの子に声をかけた
和「え、うち!?
え、ええと思うよ自己紹介、うん」
突然だったからか挙動不審になっている2人の様子を見て、私は堪らず
貴「ふふっ」
と笑いをこぼしてしまった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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グリム(プロフ) - 面白かったです。途中で出てきた人が誰かも気になるし、最後がどうなるかやそれまでの過程、全てが楽しみです。また、更新する機会があれば頑張ってください！ (2023年5月1日 21時) (
レス) @page45 id: 66f712e8a8 (このIDを非表示/違反報告)
霞が山茶花 - めちゃくちゃ夢中になりました！ 手摺のマークが何を示すのか、犯人が誰なのか、綾辻先生が異能を使うのか、気になります。 無理しないでください。 (2019年7月13日 21時) (レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
あいねこ(プロフ) - ありがとうございます!!更新がんばります笑 (2018年6月22日 10時) (レス) id: 87ca302a37 (このIDを非表示/違反報告)
ロウ - 面白かったです！続きがすごく楽しみです！！ (2018年6月16日 19時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
あいねこ(プロフ) - 鯣さん» 読んで下さりありがとうございます！最近は更新がまばらになってしまい、文章がグダグダになってしまっていたので、そう言ってもらえるとありがたい限りです!更新遅いですがこれからも呼んでくれると嬉しいです！ (2018年6月14日 21時) (レス) id: 87ca302a37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆あいねこ☆ | 作成日時：2018年2月6日 20時
