【名探偵コナン】殺人探偵と東西の名探偵【文スト 外伝】

9話 ページ12

コナンside

毛「でっけぇ屋敷だなぁ」

俺たちの目の前には今会場として指名された屋敷があった

蘭「執事の人とかが出てきそうだね」

和「ホンマやなぁ」

服「ここが会場か、勝手に入ってもいいんやろか？」

安「犯罪ですよそれ、チャイムとかはないのでしょうか？」

俺の隣で2人が話している時だった

？「毛利小五郎様と服部平次様たちでよろしいでしょうか？」

ふと、屋敷の中から執事服を纏った若い男性が出てきた

毛「貴方は？」

執「私はここの執事をしております田中と申します

本日は推理パーティーへのご参加ありがとうございます」

そう言って田中さんは頭を深々と下げた

毛「いえいえ、こちらこそ招待してくださってありがとうございます」

おっちゃんも同じように頭を下げた

コ「ねぇ田中さん」

俺は田中さんの近くに行って声をかけた

執「何でしょう？」

コ「招待状には探偵たちって書いてあったけど、おじさんと平次兄ちゃん以外にも探偵を呼んでいるの？」

俺はずっと疑問に思っていたことを聞いた

安「確かに、他にも誰か呼んでいるんですか？」

田中さんは静かに頷き

執「はい、あと一組お呼びしております

と言っても、その方たちは来れるかどうか分かりませんが」

コ「そんなに忙しい探偵さんなの？」

執「私にもよくわかりませんが、旦那様からはそう聞いております」

コ「そんなに有名な探偵なんていたか？」

俺は服部と安室さんの元に戻り、周りには聞こえないように話した

服「いや、俺は知らんな

そもそもそんな奴おったら、もう少し話題とかになってるやろ」

コ「安室さんは？」

安「私もそこまで聞きませんね ただ」

そう言って言葉を濁した

コ/服「ただ？」

安室さんは観念したように溜息をつき

安「詳しくは私も知りませんが、どうやらさつz(ブオォォォォン !!」

安室さんが喋っている途中にいきなり派手なエンジン音を鳴らして、1台の車が俺たちの目の前に止まった

毛「な、何事だ！？」蘭/和「キャア!!」

驚いた俺たちをよそに田中さんは

執「どうやらもう一組の探偵の方もおつきになったようですね」

その言葉を聞き、俺たちはドアの開き始めた車を見ていた






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原作では服部と安室さんがどのような関係かは知りませんが、この小説では服部は安室さんが公安だということを知っている設定です

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