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Sside
S「俺、食い物買ってくるよ。みんな何かいる?」
まぁ…あれだけはしゃいでたら、スイカだけでは持たねぇしなぁ……と思い、尋ねた。
A「翔ちゃん焼きそば買ってきて!」
N「俺はなんでもいいよ、翔ちゃんに任せる。」
O「俺、たこ焼きー。」
あれ、俺、自らパシりになってないか…?
……まぁ、いいや。
S「潤は?」
M「ああ……俺、ついてくわ。」
S「あ、ホント?」
M「だから買いに行く前にコレ着なさい。」
さっきの更衣室での事を繰り返すように、俺にパーカーを着させてくれる。
…てか、俺もう子供じゃねえし。
男だからそう容易くは襲 われないはず、だし。
……って言っても、潤は少しも頷いてくれないんだろうなぁ。
S「…お前は俺の御袋かっつうの。」
M「お前こそ、もっと危機感持てよな。」
S「……はい。」
…なんて、俺の妄想の1つに過ぎないんだけど。
S「うお、こんな人居たんだ…。」
M「そりゃ、今日は夏日だからなぁ。皆海来たいんだろうよ。」
売店……海の家だっけ?
とにかくそこには、俺らが遊んでた所よりも遥かに多い人の数。
俺らは最後尾に並び、買えたのはそれから15分後だった。
「お釣り520円になります。」
S「ありがとうございます。」
「あと兄ちゃんこれ、宜しくね。」
S「あ、どうも。」
買い終えた俺に手渡された1枚のチラシ。
多分、客に配布しているものなのだろう。
M「翔、何それ?」
S「あぁ、さっきの人から貰ったんだけど……。」
よくよく印字されている文字を見てみる。
M「……花火大会?」
S「へぇ……ここじゃ結構有名らしいな。」
M「なに、お前……行きたいの?」
S「なっ、そんなこと一言も言ってねぇじゃん!」
……本当は行きたいけど!!
M「まあ待てって。まずアイツ等に聞いてみようぜ。」
S「だからぁ! 俺はビラ貰っただけっつーの!」
M「ふふ、…ツンデレ。」
「あの! お兄さん一緒に写真撮ってくれませんか?」
M「んー、それはちょっと受け付けてないかな。ごめんね。」
「いえ、こちらこそ! あ…握手だけお願いしてもいい、ですか?」
M「ん、どうぞ。」
「「きゃあぁ!!」」
とまぁ、キラキライケメンスマイル付きで、手馴れたようにジェントルマンに対応していく。
皆ノックアウトじゃん…。
……てかお前、俺と対応違い過ぎない!?
こんのぉ……俺だけ馬鹿にしやがって……!
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harurin3210powe(プロフ) - 次回の更新を楽しみに待ってます！ (2017年2月12日 23時) (
レス) id: 05494c1d4e (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - ひとみんさん» コメントありがとうございます！ 更新が遅くて本当にご迷惑をお掛けしております(><) パート3も是非よろしくお願いします。 (2016年4月25日 0時) (レス) id: 1476ccba62 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです(^^)！ずっと待ってました！次回も楽しみにしてます！！ (2016年3月20日 1時) (レス) id: 6dc3484f7b (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - りさみーさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます…！ まだまだ続いて参りますので、最後までお付き合いいただければ幸いです(*^^*) (2016年1月6日 22時) (レス) id: 1476ccba62 (このIDを非表示/違反報告)
りさみー(プロフ) - この作品とても好きで面白くて何度も読み返しちゃいます！更新嬉しいです！これからも頑張ってください！！！ (2016年1月4日 9時) (レス) id: 9f1489f11f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏葵 | 作成日時：2015年4月8日 3時
