【fj】なんか私(嫁)争奪戦が始まってる【ヒジキ組】【TOP4】 (ページ28)

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カフェに新しい風を！ページ28

「Aくん、この店も新メニューとか作ろうと思ってるんです。」

マスターはカップを拭きながら少し真剣な表情で口を開いた。

『どうしたんですか？いきなり』

「いやー、カフェも初めてからもうすぐ1周年ですし、それに合わせて新しいメニュー作ろうかなと。そうすればお客さんも増えてくれかもしれないでしょ？」

『んー、それもそうですね。具体的にどんなメニューがいいとかあるんですか？』

「例えば…デザートですかね。」

『そう言えばこのお店ってデザートないですよね、ケーキとか出せたら若い女性のお客さんも来てくれたりするんじゃないですか？』

「そうだね、じゃあデザートにしようか。Aくんはお菓子作り得意ですからね。」

『ちゃんと料理もできますよ！コーヒーはマスターに負けますけどねw』

「私だって料理やお菓子はAくんに負けるよ。さ、そうと決まれば色々考えなければいけませんね」

『それと今思いついたんですけど…ツイッターとかでお店宣伝したりってどうです？』

「私は機械に詳しくないからあまり分からないですが、Aくんがいいと思うことはやってもらって構わないですよ。ただ、やりすぎには注意してください。」

『！じゃあポスターとか、あとはアカウント作ったり…なんか楽しいですね！このカフェにも新しい風を吹かせましょ！』

「うんうん、がんばりましょうね」

『…とはいったものの、全然浮かばないんだよなー』

はぁっとため息をすると家で作った試作品のプリンやケーキを味見するキヨさんが
「俺はパンケーキ作れるぞ」
と呟きながらまたお菓子を食べていた。

『パンケーキですか』

またみんなに食べてもらうしかないな…

『キヨさん、明日うちに来れる人って誰ですか？』

ky「さぁな…とりあえず電話してみるからお前はお菓子もっと作れ」

キヨさんが電話をかけている間に追加でキヨさんが言っていたパンケーキ、チョコケーキ、タルト、クッキーなど色んなものを作っていた、気付けば軽く10品近いお菓子が冷蔵庫に所狭しと並んでいた。大きい冷蔵庫にしといて良かったぁ