【case10 嘆きの蟲2】 ページ13
いやぁ遂に話数二桁いきましたね、閲覧ありがとうございます。
誰か700hit超えのお祝いにネタくれないですかね？|дﾟ)ﾁﾗｯ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「えいやっ！」
突然ほっぺを手のひらで挟まれて透は反射的に体が動かなくなる。
「にゃ、なんですか？」
「いやなんかびびってるみたいだったからこの俺様がリラックスさせてやろうと思って、」
お互いにきょとんとした表情をしたことで和んだのか二人で笑い始める。
「ありがとうございます不動明王さん。」
「だから俺様は不動明王ボーイ、な？」
「ボーイさん、であってますか？」
平和な時間は終わりを告げる
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
丑三つ時、妖は動き始める。
「ねえ、あれもしかして妖怪にとり憑かれた人じゃない？」
トウマとアキノリが来ないことにやきもきしているナツメが見つめる先には三十路のサラリーマンやOL様々な年齢層の死んだ魚の目をした人々。
「そうですね…様子も可笑しいですし。」
ナツメがエルダで妖怪をサーチすると、蟲の羽音が聞こえてきた。
「あれね！」
「どれですか？うっすらと気配を感じとるくらいしか出来なくて…」
「まさか俺様のことも見えてなかったのか？」
その質問に透は首を横に振り、
「いえ不動明王ボーイさんのことは見えています、ただ朱雀さんや今の酒呑童子さんは見えないんです。」
と答えた刹那、
「来たわよ！」
暗いオーラを纏った妖怪が羽音をたて人々の後ろから現れた。
「もう手遅れだ、俺はこの街を支配できる程の力を持っている。コイツらを栄養分としてな！そしてゆくゆくは人間界を支配する…」
「姫、お下がりください！」
割りと手の内を明かすその妖怪はよっぽど自信があるのか只の馬鹿なのかは分からないが酒呑童子の攻撃を避け、纏ったオーラを酒呑童子に当てることによって行動不能にした。
「私のともだち出てこいジバニャン！」
ナツメは赤い閃光を放つ伝説の猫妖怪、ジバニャンを召喚した。
「オラオラオラー！チッ 虫けらめ、ちょこまかと動きやがって…」
しかしなんとなくしか妖怪が見えない透は突然の交戦状態に戸惑うばかりだ。
蟲のオーラが透に向かって放たれた、それは真っ直ぐとぶつかるかに思えたが…
「なっ、」
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美都羽(プロフ) - 小鳥遊さん» コメントありがとうございました。ガブニャンですね！多分いけると思いますありがとうございました。 (2019年8月13日 18時) (
レス) id: a619d2c6e4 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊(プロフ) - 毎話楽しく読んでます！ネタなんですが、ガブニャンで書いてもらう事って出来ますでしょうか？ (2019年8月13日 18時) (レス) id: c2ef6956a3 (このIDを非表示/違反報告)
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