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コウモリが21羽 ページ24

それから、直ぐに許可証を発行してもらい内務省を出た

『ったく、あのクソ爺……』

結斗「おや?まだ戻ってないのですか。内務省は出ましたよ?」

『ん?俺もよく分かんねぇけど、いつか戻るだろ』

戻んねぇのは初めてだな

結斗「そうですか……では、何個か質問よろしいですか?」

『良いぞ、何だ?けど、答えられない事もあんぞ』

終わったら直ぐに戻るし、聞きたいことは山程あるだろうが、俺も分かんねぇ事は、分かんねぇし

結斗「こちらの貴方はあっちの貴方の記憶があるんですか?」

『あるぞ………』

あっちの俺はないみたいだけどな

結斗「そうですか。後、自分からあちらのA様には戻れないのですか?」

『無理だな。できたらとっくに戻ってるよ』

あの、クソ爺の対応もな(怒)

結斗「そう……ですよね………」

『許可証、貰ったけど………これからどうすんだ?』

ここに元々住んでた訳じゃねぇし、依頼なんてあんのか?

結斗「……………元々宣伝はしております故に、もぅ依頼が入っていますね」

『マジかよ…………』

有能すぎるだろ

結斗「はい、マジです。なので早速依頼主の方へ参りましょう」

『え?ダル〜、俺は帰って寝てたいんだけど……?』

多分、駄目だろうけど………

結斗「却下です。早く行きますよ」

『はぁ〜、りょ〜かい』

だよな〜、面倒くせぇけど行くしかないか………


『んで、その依頼内容って?』

結斗「お店の手伝いだそうですよ」

ゲッ………俺、料理も無理だし接客とかも無理だ………

結斗「お店と言ってもカフェとかそう言いのではないらしいですので安心してください」

『俺、声に出てたか?』

結斗「声に出さなくても、分かりますよ。A様と何年一緒にいると思ってるのですか?性格は違いますが根本はA様なのですから」

成程な………

『流石、結斗って所か………じゃあ、カフェじゃないなら何の店なんだ?』

結斗「それが、会ってから言うとおっしゃいまして………」

『それ、大丈夫なのか……?』

すげぇ、心配になってきた………俺は兎も角結斗は、絶対に駄目だ

結斗「一応、契約書で危ない系のは取り除いておいたので平気ですよ」

『結斗が言うなら問題ないか………』

良かった………そんな危ない仕事を結斗にはやらせられねぇし

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設定タグ:文スト , 吸血鬼 , チート   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミントカラー | 作成日時:2020年5月16日 11時

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