コウモリが19羽 ページ22
やっほ〜!Aです!僕は今何処にいるでしょうか?
正解は、内務省にいます!!
どうしているの?って?…………えっとね、結斗が言うには、異能許可証?って奴を貰いに行くらしい………
それがないと、横浜で異能力使った仕事ができないみたいだからって、結斗は言ってた!
んで、許可証を貰う為に内務省異能特務課長官って言うお偉いさん(?)に会いに来たわけ
この許可証については、横浜に引っ越すのを決めた直後に結斗が、話を通してくれていたから、スムーズに進むと思うけど、内務省異能特務課長官、厳しいらしいからな〜
めんどくさ〜
結斗「すみません、お電話した渡部という者です」
受付嬢「存じております。先ず_______」
まぁ、僕は難しい話は無理だから来なくても良いんだけど、一応、社長(?)だからね
結斗「A様、大丈夫ですか?」
受付嬢との会話が終わって、やっと内務省異能特務課長官さんの所に行くらしい
『ごめん、ごめん、ちょっとだけボッーとしてた』
結斗「何処かお体の具合が悪いのですか?」
『大丈夫、大丈夫!考え事しててボッーとなってただけだから!早く行こ!』
結斗「はい、何かあったらちゃんと言ってくださいね」
『うん、ありがと』
僕は、結斗がギャン泣きした一件から大人しくしている。
前に住んでいた所は自然豊かで危ない事は、殆どなかったから僕がいなくなっても、あんな大泣きすることはなかった
逆に、メッチャ怒られてた………( ̄▽ ̄;)
けど、こっちは危険が沢山あるからね…………いくら僕が吸血鬼でも怪我してほしくないんだろう…………
だから、大人しくしている。今の所はね☆
案内人の人につれられて奥へと進んでいくと、いかにもお偉いさんがいるような部屋の前にたどりついた。
中から、話し声が聞こえる…………ん?この声、もしかして…………だと、したら面倒くさいな………
(結斗、話は後でするから…………僕は今から猫になる)
テレパシー異能を使って結斗に伝える
結斗が頷いたのを確認して僕は猫に擬態した
『ニャァ〜』
案内人「え?猫!?何処から入って来たんだろ?」
結斗「すみません、僕の猫です。動物はダメでしょうか?」
案内人「いぇ、大丈夫ですが………さっきまでいたお連れ様は?」
結斗「少し気分が悪くなったようで、外の空気を吸いに………大丈夫です。僕1人でも問題ないので」
案内人「そうですか………」
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作者名:ミントカラー | 作成日時:2020年5月16日 11時