プロローグ2 ページ3
男性はそう言って寂しそうに笑っていましたがライラにそれが分かる筈もなく
ライラ「A・ヴァンパイアさん、素敵な名前ですね!僕は、ライラ・ユーブと言います。今度、お屋敷にも遊びに来てください!お礼をしたいので!」
A「そうだね。気が向いたら行こう」
ライラ「はい!待ってます。」
その後、Aは時々遊びに来るようになりました。ライラはAが来ると喜んでもてなします。ライラはAといると、とても楽しそうに笑っています。幸せだと感じられたのです。
そんなある日、いつものようにAを待っていましたが、一向に来る気配がありません。何かあったのか心配でしたが、Aの居場所など知りません。待つしかないのです。もう外は暗くなっており、どうしようと涙をながし始めた頃、カタンッと物音がしてハッと振り替えると、そこにはAがいました。
ライラ「もぅ、来ないかと思った。何かあったのかもって」
A「心配かけてごめんね。急用があったんだ。」
泣きながら抱き締めているライラを慰めるように頭を撫でてあげるとライラは1人ぼっちは、ヤダと、か細い声で言いました。Aは、それなら、一緒に住むかい?と言いました。すると、ライラは本当に?!と言って嬉しそうに顔を上げました。さっきまで泣いていたなんて嘘みたいに、それだけ嬉しかったのでしょう。その後、Aは、ライラのお屋敷に引っ越し、2人で仲良く幸せに暮らしました。おしまい」
江戸川「………ふ〜ん、変なの!なんで男の子は知らない人に抵抗もしなかったの?可笑しくない?そのまま、変な所に連れてかれるかもしれないのに………そう言い他にも変な事ありすぎて、つまんない………」
武装探偵社を設立し始めた頃、何処からか持ってきたのか分からない本を読んでほしいと言われ読んで感想を聞いたらそう返してきた
福沢「何でだろうな………もう満足したか?寝るぞ」
乱歩を寝かしつければ何でも良い福沢は、適当にそう返した。ただ違和感があった。本に出てくる男性の名前に聞き覚えがあったからだ
乱歩「えぇ〜もっと起きてたい!」
福沢「駄目だ。寝るぞ。おやすみ」
だが、一刻も早く寝たい福沢は、そう言って、部屋の電気を消した。
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作者名:ミントカラー | 作成日時:2020年5月16日 11時