第十三話 夢 ページ13
その日、オレは夢をみた。
昔、まだオレの主人がオフィーリアだった時。
「お前は私の欲しいものを、私から取り上げたりなんてしない」
「嫌だ……オレ、そんなに聞き分け良くないよ」
最悪な事に、見た夢はオフィーリアが処刑される前日のあの出来事で。
「ごめんな、ありがとう。
___最後に、ちょっといいか?」
「………何スか………?」
あれ、こんな記憶あったか……?
「もし……もし、私が生まれ変わったら___
その時は、私を………………守ってくれ」
「……約束する……!
何度でも、絶対に守ってみせる……………!」
そうだ。約束した。
それを忘れて、オレはあっさり約束を破り、何百年も彼女を放ったらかし、のうのうと生きてきた___
__Aはこの事を知ってるのだろうか?
そう疑問に思った途端、夢から覚めた。
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樹里 - うん。やばい。ロウレスはやっぱり最高だ。ヤヴァイ← (2017年9月21日 6時) (レス) id: 0ff11fdc17 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄の吟遊詩人(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます!!! (2016年9月25日 18時) (レス) id: af34d7b615 (このIDを非表示/違反報告)
arata - 終わり方が素敵でした!これからも頑張って下さい! (2016年2月6日 22時) (レス) id: 60c1ae2f56 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - サイコー!でした。! (2015年12月28日 21時) (レス) id: 1a01e08be1 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! サイコーでした! (2015年10月25日 18時) (レス) id: 1aa46ed292 (このIDを非表示/違反報告)
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