＃７３ ページ23
ジムを出て、ボイトレに向かった。
「こんにちは。」
AT「おー、A。今日やけに賑やかだったね、ジム。」
「あぁ、まぁね。」
AT「何してたの？(笑)」
「あぁ・・・言っていいのかな？
臣から告白されてた。」
AT「で、どうしたの？」
「断ったよ。」
AT「登坂大丈夫？(笑)」
「まぁ(笑)何か振られるって分かってたみたい。」
AT「おぉ(笑)分かってたのに告白したんだ。凄いねぇ。」
「ね、申し訳なくなっちゃった。」
少し話をして、ボイトレを始めた。
「じゃあ、ありがとうございました。」
ボイトレが終わって、部屋を出ようとすれば
空いた扉。
「臣と隆二だ。ボイトレ？」
隆「うん。」
「頑張れ〜。」
そう言ってハイタッチをしてから部屋を出た。
今夜は何しよっかなぁ〜。
昨日がっつり食べたからなぁ・・・
ヘルシーに行かないと絶対ヤバい！
って、夜の事考える以前に
まだ昼ご飯も食べてないや。
お腹すいたなぁ・・・
そんな事を考えていると、後ろから名前を呼ばれた。
「健二郎じゃん。」
健「今から飯？」
「うん。」
健「よっしゃ、行くで。」
私の手を引いて歩く健二郎。
前方から人影が近づいてくる。
健「おぉ、ELLY！一緒に飯食い行くか？」
Ｅ「あ、すみません、無理っす。」
健「チェッ、誰か行く人おらへんかなぁ。」
そう言ってジャンジャン歩いて行く健二郎。
健「おっ！！岩ちゃん飯行こうや！！」
岩「は？どういう・・・」
健「てか、拒否権はあらへんで(笑)」
岩「え、健二郎さん？！」
思わず剛典と顔を見合わせた。
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作者名：PIG BONE | 作成日時：2015年11月14日 11時
