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#53 ページ3

カレーを食べ終わり。





特にする事もなく、お風呂を洗う。





そして、お湯をためる。





さぁ、何をしようか。





そうなるんですが、やっぱり無になる時間も欲しいわけで。





ソファの上でボーっとしていると、





お湯が溜まった。






さて、お風呂に入りますか。





そう思って立つと。





部屋中に鳴り響く携帯。





こんなときに電話なんて・・・




「タイミング悪すぎ・・・」




そう呟きながら相手を確かめると、ソレは凌くんで。




いいや、無視しとこ。




何か猛アタック受けてるけど私、凌くんの気持ちに答えることはできないし。





そう思いながら、電話の音を無視して服とタオルを持って脱衣所に向かった。




ずっと、リビングでしつこくなり続く携帯。





しぶとすぎ、凌くん。




そろそろ諦めなさいよ・・・




私、もうお風呂入るから。




近所迷惑だから。





私がお風呂に入る頃に切れた音。




安心してお風呂場へ。




サーっとシャワーを浴び、





体が綺麗になったところでお風呂に入った。





静かになったその場に、お湯のチャポン、という音だけが響く。





あまりにも気持ち良くて、そのまま寝てしまいそうで。





思わず瞼を閉じたとき、ピーンポーンと、なった。





人のリラックスタイム邪魔すんのやめなさいよ、誰かさん。




その後、何回も連打されるチャイム。




人の邪魔しといて急かすとは失礼な・・・




これでも、十分急いでるんだけど。





服を着て、頭をガシガシと拭きながら玄関の扉を開けると。




そこには数人の影。




凌「遅かったねー、待ちくたびれたよ。



電話も全然でないし。」




「・・・人の邪魔しといて文句か。」




岩「り、凌。ほら、お風呂入ってたんだよ。



忙しくて疲れてるだろうから辞めとけっていったじゃん。」




凌「えー?そんな事無いよね?」




「私も人間ですし。」




そんな事あるんだよボケ。




春花「ちょっと、凌酔いすぎだから!!


ホント、ごめんねAちゃん。今日は帰るから。」




「あ、うん。気をつけてね。」




美波「また今度のもうね。」




「うん。じゃあ、事故に遭わないでね。」




凌くんの背中を押しながらエレベーターの方に行った皆。




ていうか、あの4人仲良いな・・・(笑)




てか、ちょっと冷たすぎたかな・・・





反省。

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作者名:PIG BONE | 作成日時:2015年11月14日 11時

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