＃６５ ページ15
ゴソゴソと動く音で起きた。
「んっ、、、、ん？」
岩「・・・・・おはよ、」
眠そうな剛典にそう言われて、
昨夜の事を思い出す。
ボーカル二人のために毛布を掛けてあげた後、
寝室に戻ったら突然睡魔が襲ってきて
ベッドに頭だけ乗せて寝ちゃったんだっけ。
岩「A、ずっとそこで寝てたの？」
「多分・・・」
岩「痛くない？大丈夫？」
「ん、大丈夫。」
健「わー！！ELLY、起きろー！！」
「え、何々？」
岩「・・・さぁ。」
二人で寝室を出てリビングへ行くと、
そこには慌ただしく動く健二郎とELLY。
「どうしたの？」
健「ちょ、俺ら事務所行かんとあかんのやったん忘れとってん。
ちょ、どいて。邪魔や。」
と言ってどかされる私。
「私、この家の家主なんだけど(笑)」
直人「何だよ、うるさいなぁ〜。」
と、健二郎とELLYの慌ただしさに次々と起きるメンバーたち。
臣「わ、A部屋着だ！！」
隆「ホントだ〜！可愛い！！」
そんな中、二人よりも私に喰い付く奴２人。
健「行ってきまぁーす！！」
Ｅ「行ってきまぁーす！！おじゃましましたぁ！」
健二郎、年下のELLYに敗れたり。
「ココ私んちだし。」
何が行ってきますだ。
「あ、皆朝ごはん食べる？」
直人「食べる。」
食いつくように言ったのは、最年長リーダー、NAOTO。
６人分の朝食を作って、
テーブルに運ぶ。
「「「「いただきまーす！！」」」」
元気よく食べ始めた男ども。
隆「ん！！美味しい〜！」
臣「こんな嫁が居たら良いよなぁ〜。」
直人「お〜？Aが嫁に欲しい？？」
臣「ブッ、んなこと言ってないですって！！」
「ちょ、臣汚い！！」
慌ただしい朝。
たまにはこういうのも良いのかな。
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作者名：PIG BONE | 作成日時：2015年11月14日 11時
