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2話 ページ3

松川side


好きなやつには好きな奴がいる



それに酷く悩んでは



友人である俺にひとしきり愚痴る



いい友人でありたいがために



離れたくないがために




いい友人で居続けた



「まつ!お昼行こ」


松川「あれ、いいのお目当ての人は」


「んーん、一緒に食べたいけど
緊張して食べれない」


松川「ふーん、てかまつってなんだ」


「松川がだるかった」


松川「ひっで」



やっぱり松川楽しいーや



そう言ってケタケタ笑うA


俺はきっちぃけどな


いや、半分嬉しいのもあるけど




松川「なー」


「ん?」


松川「部活、たまには見に来れば」


「は?」


松川「お前なら断然部活に支障でねぇ
し、及川達も許してくれるだろ 岩泉
のかっこいい所、見れちゃうかもよ?」


「行く」


松川「はぇーなくそ」



へぇへぇ、結局はいつも岩泉オンリー
ってか
俺の気持ちもさぞ知らねぇんだろうな



「松川」



松川「ん?」



「んーん、なんでもない」



松川「えー」




こんな日常が俺にとって大切なはずなのにな



ある日


俺とお前が二人きりでいて




松川「俺と付き合う?」



「は?」



気付いたら俺はそう口にしていた

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作者名:ハルヒノ | 作成日時:2020年1月15日 19時

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