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ーーー楓士雄ーーー
清史「Aはどこだっ！！！」
話がわかってない清史が、スキンヘッドを殴る。
村山「おいおい…おら、やめろっ！清史。」
むらっちが声を荒げる。
村山「いーい？君達の戸亜留市と、鬼邪高にレッドラムばら撒いた奴は、キドラっつって、ここにはいねぇーの。」
古谷「おめぇらキドラってやつに踊らされてるだけだ！」
轟「キドラ？なんだそれ？」
どろっきーが足を止め、村山を見上げる。
「適当な事言ってんじゃねぇーよ！」
鳳仙の四天王の一人がキレ出して前に出た。
そして、トラックへと突撃とすると、
オカッパが必死にその輪に入っていった。
村山「ほらほらほらほら、ちゃんと聞いて？」
むらっちがオカッパを指差す。
サバ「沢村さんがっ…目を覚ましたんだ！！」
その一言で、鳳仙の全員の手が止まった。
そして、全てを悟ったさっちーが、
みんなの前に出る。
上田「お前ら… …終わりだ。」
物凄いオーラを放つさっちー。
一瞬で、ヤーヤー言ってた仲間たちがまとまる。
ってかおい…
まてよ…
「じゃあ…Aは…」
俺が口を漏らすと、
ピクッとさっちーの耳が動く。
そして、俺の方に身体を向けた瞬間に、
関が突進してきた。
関「え？え？Aちゃん？てかどこだ？Aちゃん？…てめぇら、、村山さっーーーん！！！」
関がAがいない事に、パニックを起こしている。
村山は拡声器をガンと投げ捨て、
トラックから飛び降りた。
「おい、楓士雄ちゃん、どーゆーこと？」
ジャム男が恐る恐る、俺の隣に近寄った。
ジャム男「じゃあ…Aさんはギドラってやつらに…」
まじかよ…
A…
「むらっち、キドラって奴らのこと、教えてくれ。」
もう痛みも何も感じない。
ただただ、俺は頭が沸騰して、
カラッカラになった。
村山「…わかった。」
むらっちの表情が変わる。
多分、今の俺と同じ顔。
そして、ふと鳳仙に目を向けると、
さっちーも同じ表情を浮かべていた。
金髪に肩を叩かれ、さっちーは「ああ。」と背を向けた。
坊主軍団が河川敷から去っていく。
村山「キドラってのは、金平兄弟っていう…」
むらっちがキドラについて話し始めた。
俺らは黙って、闘志を燃やした。
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ななし(プロフ) - maschera0411さん» みなさまコメントありがとうございます！続編、書きはじめちゃいました！よろしくお願いしますっ！ (2020年1月13日 16時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
maschera0411(プロフ) - 楽しく拝見させていただいてます。続編……楽しみにしてますね (2019年12月5日 14時) (レス) id: 0853a8ef5d (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - つばきさん» 素敵なコメントありがとうございます！とても嬉しいです。私も最後まで読んでいただけて幸せです。今は中編はじめたので、そちらもよければお願いします。 (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - shiorimaiwwさん» コメントありがとうございます。私もなんか寂しい気持ちです。また、続編書けたら頑張りますね！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 詩暢さん» 最高だなんて…ありがとうございます！嬉しいです！！また作品をお見せできるよう頑張りますね！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年11月7日 1時
