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ーーー楓士雄ーーー
約束時刻、河川敷に全員集合する。
どろっきー、やっぱ来てんじゃん。
相手に対する怒りと、鬼邪高が団結してる臨場感で気持ちがどんどん高揚してくる。
「どろっきーよ？…これが終わったら俺と決着だかんな。…もう怪我すんじゃねーぞ。」
轟がふっと笑う。
清史「勘違いすんじゃねぇぞ！薬ばら撒いて俺のAを攫った共通の敵が一致しただけだかんな。」
中岡「俺のってきもっ！！！！てかお前の相棒がやられなきゃよかった話だろ？」
清史「んだとチビごらぁ！！」
清史が立ち上がって吠える。
芝「雑魚同士が小競り合いしてんじゃねーよ！」
清史「どっちが雑魚だ？殺すぞ！？」
両端で野次が飛び、司が前に出た。
司「おいっ！！…やめろ。A助けんだろ？」
そう言われて、清史がぐっと息を飲み込む。
すると、偵察していたジャム男が走ってこっちにやってきた。
ジャム男「来、来ました…っほ、ほーせん！！鳳仙来ましたｧ！！！！！」
ジャム男が急いで俺の横に着く。
すると、向こうから無数の足音が聞こえ、
そして、灰色の軍団が姿をあらわした。
俺らも一歩ずつ進む。
頭はどいつだ…
その軍団の真ん中に目を凝らす。
え…
向こうも俺と同じように、真ん中に目を向けていた。
そして、お互いに顔を認識し、
瞬時に理解する。
「さっちー…」
上田「お前…」
「…お前はいい奴だと思ってたよ。」
うそだろ…
こんなやつらの頭だったのかよ…
上田「お前もなっ…」
いくら知り合いでも、
こいつらだけは許せねぇ。
Aを…仲間を…
清史「ぶっころしてやる！！！！！」
上田「行くぞ。」
そして、さっちーの横にいるやつが吠えた。
「てめぇらぁ！気合入れてけ！！！！」
うらぁーーー！！と走り出す坊主達。
四天王と頭のさっちーは、前を見たまま、ゆっくりと前に進んだ。
みんなに闘志が漲ってるのを肌で感じる…
よし…
俺は先頭切って前に歩き出した。
「いくぞてめぇらぁあああああ！！！！！！」
この合図で、
全員が、灰色の制服に突進していった。
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ななし(プロフ) - maschera0411さん» みなさまコメントありがとうございます！続編、書きはじめちゃいました！よろしくお願いしますっ！ (2020年1月13日 16時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
maschera0411(プロフ) - 楽しく拝見させていただいてます。続編……楽しみにしてますね (2019年12月5日 14時) (レス) id: 0853a8ef5d (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - つばきさん» 素敵なコメントありがとうございます！とても嬉しいです。私も最後まで読んでいただけて幸せです。今は中編はじめたので、そちらもよければお願いします。 (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - shiorimaiwwさん» コメントありがとうございます。私もなんか寂しい気持ちです。また、続編書けたら頑張りますね！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 詩暢さん» 最高だなんて…ありがとうございます！嬉しいです！！また作品をお見せできるよう頑張りますね！ (2019年12月1日 14時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年11月7日 1時
