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ーーーAーーー
朱雀「Aさん、こちらに。」
綾小路「お茶、いれますよ。」
ハル「Aちゃーん。」
みんなが一斉に寄ってきた。
うわ、、どうしよ。
長テーブルに一人分ずつ、スイーツが置かれている。
どこに座ろう。
服部「Aさんの席はここです。みなさん安心して下さい。そのうち席替えしますから。みなさんの席も決まってますよ。」
私は通された席に座る。
朱雀さんと久遠さんの間だった。
ひぇー!緊張するー!
朱雀「お話できて光栄です。」
キラッ
いや、まぶしい。
目が眩む。
久遠「…どうも。」
朱雀「Aさんは、どんな…」
質問が飛ぶ。
好きな食べ物に、好きな本、映画、
そして、時間になりハルさん達の席になった。
ハル「なんで俺の隣じゃないんだよ。」
Taichiさんと翔さんの間にちょこんと座る。
翔「いっつもハルが独り占めしてるからね。」
Taichi「そーそ。Aちゃん可愛いなぁ」
そっと耳に髪をかけられ、私は唐突のスキンシップに面食らってしまった。
3B...
おそるべし。
大人の色気の時間でお腹いっぱいになり、次の席へ誘導される。
陸「あ!やっときた。」
海司「はい、座って。」
『…心臓もたない。はぁ。』
小田島くんと日浦くんの間の席になり、私はほっとした。
陸「Aさん、どんどん可愛くなるよね。」
海司「そーそー。」
『二人まで!やめてよ。』
陸「でもさ、光輝が抜け駆けするから…」
私は紅茶を吹き出しそうになる。
こいつら…
もしかして。知ってる…
海司「でもさ、実際どーなの?」
陸「もう誰かに惚れた?」
カチャンとコーヒカップが鳴った。
『 な、何言ってんの。』
海司「俺が一位になったら、付き合ってくれるの?」
日浦くんがぐっと顔を近づけてきた。
クスクスと笑う小田島くん。
光輝「お、おいっ!!だめに決まって…」
陸「光輝には渡さないって決めたんだよな?」
海司「そうそう。お前はお手つき一回!」
もう。やってられない。
私はすっと手を挙げ、服部さんを見た。
『席替え、お願いします。』
ネクスト「「「ぇえー!!!」」」
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愛菜(プロフ) - こんにちは、はじめまして。お話読ませて頂きました!!竜とは無事結ばれたと思っていいのでしょうか?やきもきしながら楽しく読ませて頂きました。ご苦労様でした!! (2021年8月19日 16時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
angel(プロフ) - 付き合った後の2人が見たいです(≧∇≦)続篇お願いします! (2019年12月20日 16時) (レス) id: 452da7dd64 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 美空さん» 一応、これでシリーズは完結になります。その先の続きは短編で書きたいなぁとは思っています!最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*) (2019年8月29日 17時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - これで完結でしょうか?そうだとしたらお疲れ様でした!ストーリー展開にすごく引き込まれました!またプリロワで新作を作って欲しいです!本当にできたらで構いません。とても楽しませてもらいました!これからも頑張ってください! (2019年8月29日 17時) (レス) id: c52258fc3c (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ちーさん» わ!本当でしたね!気がつきませんでした(;o;)笑 ご指摘ありがとうございます!直しました(^^)完結に向けて頑張ります^_^ (2019年8月15日 1時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2019年7月25日 1時