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ーーー竜ーーー
話半分で色々考えていると、
急に兄貴が俺の名前を出した。
尊人「竜を助けたかったんだろ？」
なんだなんだ？
Aは「…！？」の顔になっている。
「っ兄貴」
兄貴を肩で小突く。
今それいうか？
やめてくれよ…
『ありがとう…助けてくれて。』
え…
Aは恥ずかしそうにこっちに顔を出し、目があった。
反則だろ。その表情は。
気持ちがふくらんできて、口が開いていく。
『A…』
俺の一言は会場の歓声と、鳴り響いた音楽にかき消された。
それからネクストの3人が出てきて、音楽に合わせてダンスが始まった。
すっげ。
いや、すっげーけどさ、
光輝のやつ、A見過ぎじゃね！？
チラッとAを除くと、ぽーっとした表情になっていた。
なんだよ畜生。
面白くねぇ。
ダンスは大盛況で終わり、俺らは兄貴に連れられて、ステージ裏へ向かった。
尊人「やっべーよ！お前ら超すげぇ！かっこよかったわ！」
ネクストとハイタッチをする兄貴。
「おつかれ。よかったわ。」
精一杯の一言。
かっこ悪いくらい、嫉妬してる。
光輝「Aさん、どうだった？」
光輝は、尻尾を振った犬みたいに、Aに飛びついて行った。
『っわ…、う、うん！すごくかっこよかったよ。みんな上手なんだね。プロみたい。』
陸「光輝あからさまにAさん見過ぎだったよな。」
海司「ったく。わかりやすすぎな。」
ニヤニヤしながら光輝に肩を組む二人。
光輝「…バレてた？」
光輝がチラッと視線を送ると、Aは頬を赤らめて、恥ずかしがっている。
『っちょ、、、からかわないでよね…』
前髪なんて触っちゃってよ。
面白くねぇわ。
光輝「俺ら着替えてくるから、一緒に打ち上げいこ！まってて！」
ネクスト達は、そのまま嬉しそうにテントへ入って行った。
尊人「Aも罪な女だな。」
『は？』
兄貴がつんっとAのおでこをつつき、俺をみた。
尊人「光輝とはどーなのよ？」
『な、、何言ってんのよっ！！』
Aは動揺してるのか、強めに兄貴の肩を叩いた。
顔、真っ赤じゃねーか。
本当、面白くねぇ。
いらつく。
「お似合いなんじゃねーの？」
『え…』
これ以上、無理だわ。
俺はポケットに手を突っ込んで、歩き出した。
尊人「なんだよ、もう帰んのか？」
「ああ。」
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愛菜(プロフ) - こんにちは、はじめまして。お話読ませて頂きました!!竜とは無事結ばれたと思っていいのでしょうか？やきもきしながら楽しく読ませて頂きました。ご苦労様でした!! (2021年8月19日 16時) (
レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
angel(プロフ) - 付き合った後の2人が見たいです(≧∇≦)続篇お願いします！ (2019年12月20日 16時) (レス) id: 452da7dd64 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 美空さん» 一応、これでシリーズは完結になります。その先の続きは短編で書きたいなぁとは思っています！最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*) (2019年8月29日 17時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - これで完結でしょうか？そうだとしたらお疲れ様でした！ストーリー展開にすごく引き込まれました！またプリロワで新作を作って欲しいです！本当にできたらで構いません。とても楽しませてもらいました！これからも頑張ってください！ (2019年8月29日 17時) (レス) id: c52258fc3c (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ちーさん» わ！本当でしたね！気がつきませんでした(;o;)笑 ご指摘ありがとうございます！直しました(^^)完結に向けて頑張ります^_^ (2019年8月15日 1時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年7月25日 1時
