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―――A―――
「Aさん、おはよう。」
天堂くんは教室に入ると、すぐに私の隣の席に来た。
『あ、おはよう。』
注目されるのは嫌だけど、
素っ気ない態度は天堂くんに失礼だ。
ガラガラ…
尊人「ふぁー、、ねみー、、」
竜「兄貴、ちゃんと起きて偉いぞ。」
尊人「お！おはよー！こないだはお疲れー。」
尊人は小田島くんと日浦くんに挨拶してから、こっちの席にきた。
光輝「Aさん、今日の練習なんだけど…」
ガタンっ
後ろの机にカバンが置かれる。
尊人「うっす！光輝！おっー！プリンセ…」
でた。
脳天気バカ！！
みんなの前でっ…
竜「兄貴っ …座ろーぜ。」
竜がまた、尊人を止めてくれた。
ちょうど先生もきて、みんなが席に着いた。
チラッと竜を覗く。
竜「なんだよ？」
『…別に。』
光輝「(じぃーーー。)」
…はぁ。
やりにくい。。
ーーーー
キーンコーン カーン コーン
光輝「Aさん、一緒にお昼いかない？」
天堂くんはお弁当をもってこっちを向いた。
ざわっと周りの女の子がこっちを向く。
女子 “え、光輝？”
女子 “なんでAさんと？？”
『あ、私は学食なんだ。』
やばい。気まづい。
すると竜が少し大きめの声を出した。
「お前、実行委員だもんな。」
女子 “あ、そっか…”
女子 “選手権の相談…？”
『ごめんなさい、放課後あつまりましょうか…』
私はその流れに乗った。
天堂くんはすっごく小さい声で囁いた。
「ごめん、Aさん。俺…」
『ううん。じゃ、放課後。』
竜「・・・。」
はぁ、
これ、いつまでもつんだろう。
ーーーー
パーティーまでは、王子全体が集まることはなく、
私は、生徒会との打ち合わせと、週3のワルツのレッスンが課せられた。
綾小路「本番前に一回、流れの確認で代表者とリハーサルをします。」
『は、はぁ。』
ガブリエル「それまでに、完 璧！に！してきてください。特に会長に恥をかかせぬよう…」
こ、こわっ…
金髪マッシュ。。
綾小路「そんなに怯えなくて大丈夫です。私がリードしますので。それよりも…」
会長は私を下から上までじーっと見た。
綾小路「その風貌はどうにかするべきですね。」
ぐは。
笑うしかないわ。
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ななし(プロフ) - ゆなさん» 嬉しいです！ありがとうございます！最後まで読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年12月1日 16時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 初めまして、とても素敵な小説ですね。読むのが楽しみです (2019年11月5日 19時) (レス) id: 3d72f20392 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 秋和☆°・.。さん» ありがとうございます！！頑張って完結させますね(*^^*) (2019年8月2日 1時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
秋和☆°・.。(プロフ) - 続編の公開待ってます！ (2019年7月21日 2時) (レス) id: fd8f2345ac (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 雫さん» ご指摘ありがとうございます！直しますっ！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年6月27日 4時
