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―――光輝―――
合鍵！？
一体全体、どーゆーことだ！？
Aさん、何食わぬ顔ででハルさんの家の鍵を。。
もしかして…
「そんなぁ…」
生徒会室からでると、陸と海司が待っていた。
陸「おー！光輝！やっときたか。」
海司「朗報だぞっ！」
二人は俺の落胆に気づきもせず、
ニコニコして肩を組んできた。
はぁ…
Aさん…
陸「…Aさんにワルツ教えるの、誰だと思う？？」
ワルツ…
パーティで踊るんだっけか。
ほわーんと、ハル先輩の顔が浮かぶ。
「畜生。」
海司「おい光輝、どーしたんだよ？聞きたくないのか？」
もう、どーでもいい…
見たくないよ…
Aさんがハル先輩と踊ってる姿なんて…
「パーティなんて、行きたくない。」
俺がそう呟くと、前からひょっこりと理事長が出てきた。
理事長「ふーん。そうですか。ダンスの得意な君たちにお願いしたかったんですがね。
じゃあ、小田島くんと日浦くん二人に…」
わっ！
わっ！わっ！
「お、俺もやりますっ！！！」
理事長はにっこり笑い、「じゃあよろしく。」と言って去って行った。
Aさんと、
個人レッスン…
おれは口に手を当て妄想に入ろうとした。
陸「はい、そこまで。」
海司「Aさん、捕まえに行くよ！」
「うっし！」
ダンスやっててよかったぁ！！
ーー
予想通り、Aさんは駐輪場にいた。
海司「Aさーーん！」
自転車に手をかけようとしていたAさんは、
ビクッとして振り返る。
陸「ダンスの練習しましょー！！」
俺らが駆け寄ると、Aさんはよろめいきながら、一歩下がった。
『な、なんですか。』
海司「理事長から聞いてない？俺らとダンスレッスンするって。ワルツの。」
陸「あと二週間しかないし、早いとこやろう！」
俺たちは半ば強引に、Aさんを学園内に連れ戻した。
陸「あ！光輝、先にダンスホール行っててくれる？」
海司「俺ら、理事長に呼ばれてるからさ。」
こいつら…
最高の親友だわ。
「じゃあ、Aさん。先にいこっか。」
よっしゃ！
チャンス到来！
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ななし(プロフ) - ゆなさん» 嬉しいです！ありがとうございます！最後まで読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年12月1日 16時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 初めまして、とても素敵な小説ですね。読むのが楽しみです (2019年11月5日 19時) (レス) id: 3d72f20392 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 秋和☆°・.。さん» ありがとうございます！！頑張って完結させますね(*^^*) (2019年8月2日 1時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
秋和☆°・.。(プロフ) - 続編の公開待ってます！ (2019年7月21日 2時) (レス) id: fd8f2345ac (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 雫さん» ご指摘ありがとうございます！直しますっ！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年6月27日 4時
