ジェネの刺客1 ページ7
ーー白濱亜嵐ーーー
スタッフから情報をききつけ、即座に行動に移す。
個室スタジオ、18時まで。
フフ。
俺らが逃すわけない。
トントンとガラス部分をたたき、満面の笑みでスタジオを覗いた。
打ち込み作業の手を止め、Aちゃんがこっちへ振り返る。
うーん…っ
めっちゃ可愛いーーー！！！！
chrono-の事は、バリと仕事する前から知ってた。
だから、どんな顔してんだろーって、初日に覗きに行った日は、目が飛び出て顎が外れるかと思った。
それから毎回、マネにchrono-が来てるか確認して、
Aっていう本名も聞きつけて、ムダに絡みまくってる。
あと、まっさんが惚れてる流れもちょっと面白いし。
DJ界隈では、chrono-は面白いパフォーマンスするって有名だった。
変わった演出が多くて、mvも自分で編集していたらしく、今回のBOTの制作にもスカウトされていた。
mvでは、super sonicとDead or Aliveの演出に携わってるとか…
ちょっと、妬けるくらい才能あんだよな。羨ましい…
龍友「うぉーー！！！Aちゃんおったぁあ！！」
龍友くんは鼻の下をわざと伸ばし、ぐっとガッツポーズをしてる。
その顔がおもろすぎて、グハハハと俺はニカっと歯を見せた。
Aちゃんは見つかってしまった…とギクっとしてから俺らの方へ、そろりと振り返る。
その死んだ目と目が合って、俺は笑った口を開けたまま手を挙げた。
「あ、元気？」
玲於「どもーっす。」
『・・・。』
" 面倒くさ…"
無言だけど、Aちゃんの顔にそう書いてあるのがハッキリとわかった。
Aちゃんは、うちらジェネにはなにかと辛辣だ。
年上のあしらい方が上手すぎる。
玲於と隼と同い年だから、俺らに馴染みやすいのかな。
龍友「今日こそ、飯行くで。な？」
『あ、はは。』
愛想笑いして、会釈するAちゃん。
よーし。
俺はヒョイっとAちゃんの方へ移動した。
頬すれすれに顔を近づけて、
一緒にPC画面を覗く。
『っ！？』
ふむふむ。
打ち込み、ほぼ終わってんじゃん。
「おっけー、帰れるね！」
玲於「亜嵐くん、近い近い。」
Aちゃんは、漫画みたいに、げ。と言う顔をしてる。
至近距離すぎて、逆にビビったかな？
ま、いっか。
よーし、今日は逃さんぞーお。
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美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2022年10月3日 10時) (
レス) @page23 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - ありがとうございます。竜太くん、まこ、澤夏くんかしこまりましたー！私も好きなので書くのたのしみです！他連載もあるので、長い目で待っててください(＞人＜;) (2022年8月28日 23時) (レス) id: 791ef3706d (このIDを非表示/違反報告)
雛鳥 - 澤本夏輝くんお願いします！ (2022年8月28日 19時) (レス) id: 8ca9741d23 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - さのさんリクありがとうございました！楽しく読ませて頂きました！ (2022年8月28日 16時) (レス) @page24 id: dbb581b110 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - ななしさん» まこ推しなのでまこでお願いしたいです！ (2022年8月27日 11時) (レス) id: c10cfb91cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2022年8月2日 14時
