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ーーー信虎ーーー
Aちゃーん！
俺にだけめっっちゃ冷たいー！！
しゅんとして、自分でカレーをよそう。
ま、彼氏いるのはショックだったけどさぁ、
プリンセスってすげーじゃん？
それに動画でもめっちゃ可愛いし。
みんなに知られたくなかったんかな…
「…ごめんね。」
『何がですか？別に事実なんで。』
俺に能面のように冷たい表情を浮かべ、
ヤスにカレーを持っていくAちゃん。
ゴロウ「おー、Aこぇーなぁ。」
『別に普通です。』
マサ「お！みろ！王子活動だってよ！」
マサがスマホをとりだして、ゴロウと覗き込んでいる。
あ、俺、それも昨日見た。
他にも何個か動画あったし。
てか全部みたし。
音量が上がって、Aちゃんが手を伸ばす。
《ねーねー！おにーさんとおねーさんは、結婚してるのー？》
《あっはは。結婚はしてないですよ。でも、そうなっなら…嬉しいかな。》
みんながぎぇー！！とリアクションする。
マサ「ひゅー！やるねぇ彼氏！！」
すると、Aちゃんはビーチフラッグみたいにスマホをとりあげた。
顔は、真っ赤だ。
『 い い か げ ん に し て く だ さ い！ 』
Aちゃんがぶちぎれで、みんなが固まる。
あっはは。
怒ってても可愛いな。
俺は怒りに震えるAちゃんの肩に手を乗せた。
「でもさ、俺の方がよくない？どう？」
『・・・。』
無表情にこっちを振り向く。
あちゃー！
もうこれ以上したらなんか殴られそー…
「あ、ごめんなさい。」
シ「バーカ、さっさと座れ。お前らもその辺にしとけよ。」
「はーい。」
腰をかけ、歩夢にトントンと背中を叩かれる。
Aちゃん、彼氏の話してんのに、
照れるどころか、呆れ顔してる。
つーか諦め的な。
ま、彼氏いたって関係ないけどね。
奪えばいいだけだし。
晩飯が終わり、みんなが帰っていく。
「さ、今日も一緒に帰ろっか？」
Aちゃんの肩に手をかけると、
パシっとはらわれる。
っ！！
女の子ならみーんなうっとりするのに！
なぜだぁー！
『結構です。』
Aちゃんは背を向けて後片付けをしている。
シ「あ、A、先週の給料渡すから洗い物終わったら俺の部屋来てくれ。」
『あ、はい！』
ちぇ。
また待ち伏せしよっと。
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ゆな - 本当に更新は大変な事ですが、応援してます。 (2020年3月29日 7時) (
レス) id: 3d72f20392 (このIDを非表示/違反報告)
ざべす - 貴族誕生までみれるなんて！ありがとうございます(*´ω`*)続きが楽しみです！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: 7824baafe5 (このIDを非表示/違反報告)
ざべす - 貴族誕生までみれるなんて！ありがとうございます(*´ω`*)続きが楽しみです！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: 7824baafe5 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - Rabbitさん» ありがとうございます！頑張ります(^^) (2020年3月23日 1時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit - 更新頑張ってください!!! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2020年2月27日 2時
