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ーーー竜ーーー
光輝のやつ、今日もまた練習を休んでたらしい。
「なんでこんな時間に練習してんだよ？」
ボールを俺に渡し、腰をかける光輝。
その表情は、少し曇ってる。
「陸達待ってたぞ？」
光輝「まぁ…」
そう目線を外した時、向こうから声がした。
「連絡先教えてくれたら返すよ。」
『は？』
そして、キックボードに乗った男が一人、俺らの前を通った。
そして、その後から4人、男達が加わる。
さっき、女の声がしたような…
「お、お前竜じゃん！」
そいつは手に何かを持っていた。
布…
いや、服、か？
「お前…確か…」
「青龍高校の冬木だよ。京極兄弟に潰された。」
そう言って、敵意むき出しの表情でキックボードを捨て、俺に向かってくる。
光輝「え…」
座ってた光輝が向こうの方をみて、身を乗り出した。
つられて視線を向けると、そこには
Aがいた。
っ！？
ったく、なんでこんなやつらに…
俺は立とうとする光輝を手で抑え、顎を上げた。
「おいA、なにしてんだ。」
『っえ…いや…こいつらに…』
Aはそう言うと、ハッと冬木の方をみて、
それから冬木の手から服をもぎ取った。
冬木「へー…」
俺とAが知り合いなのが気に食わないのか、
冬木が目を見開いた。
冬木「金持ち高校のお友達ってわけか。」
「お前はさっさと帰れ。」
冬木を無視してAに声をかける。
冬木「おーっと、俺らお取り込み中なんだけど？」
『は？勝手に絡んできただけでしょ。』
Aは相変わらずで、こいつらに対しても恐怖感がないようだった。
「まぁ、そう言わずにな？」
Aの腕を掴む冬木。
『っ！？』
こいつ…
俺は一歩前に出た。
「やめとけ。こいつの彼氏、御曹司だぞ。」
冬木「は？」
冬木はそれを聞いて、さらにムカついたのか、Aを顎であしらった。
冬木「彼氏持ちかよ。うっざ。」
『は？なんなの…』
Aはそう言って、服を持って俺の横に移動した。
冬木は、その怒りの矛先を俺に向ける。
「つか何？お前バスケやってんの？喧嘩馬鹿なお前が…」
バコン。
俺の手からバスケットボールを叩き落とし、
奪ったボールをもって、俺を挑発した。
冬木「ほら、とってみろよ？」
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ゆな - 本当に更新は大変な事ですが、応援してます。 (2020年3月29日 7時) (
レス) id: 3d72f20392 (このIDを非表示/違反報告)
ざべす - 貴族誕生までみれるなんて！ありがとうございます(*´ω`*)続きが楽しみです！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: 7824baafe5 (このIDを非表示/違反報告)
ざべす - 貴族誕生までみれるなんて！ありがとうございます(*´ω`*)続きが楽しみです！ (2020年3月26日 0時) (レス) id: 7824baafe5 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - Rabbitさん» ありがとうございます！頑張ります(^^) (2020年3月23日 1時) (レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit - 更新頑張ってください!!! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2020年2月27日 2時
