＊No.1 or 2？《HiGH&LOW THE WORST 》新章

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ーーー村山ーーー





仕事の帰り、オロチ兄弟とバイクでツーリングする。



少し治安の悪い、繁華街。




ここね。


キドラの残兵がいそーなのよ。



ネオンがチカチカしている。



隠みのがたーくさん。





バイクを止めて、飯屋を物色する。




正也「あれ…」



正也が足を止め、遠くを見ている。


その先で、向こうもこっちに気がついたのか、


立ち漕ぎして自転車を飛ばしてきた。




「うわっ！！！！どーもっす！！！」



あーれ。


これはこれは。




「情報通のジャム男君じゃない。こんなとこで何してんのー？」





ジャム男「俺っすか？バイト帰りで。この近くの…」



そういって、バイト先の話をし始める。



鬼邪高の先輩？


この辺に？



きーたことねぇけど…




正也「へぇ。ま、気を付けて帰れよ。」




ジャム男「うす！あ、よかったからこれ名刺です。お会いできて光栄っした！！では！」



ペコリと頭を下げ、嬉しそうに帰ってくジャム男くん。




正也「あいつがいるなら、この辺は大丈夫そうじゃね？」



真也「だな。」




「そーっすかね。」




会員制バー…"heaven's way"


キラキラした名刺だな。






俺は首を傾げながら名刺をしまい、先輩たちと一緒に近くの飯屋を探して、その日は何もなくアジトへ帰った。





俺らが帰るなり、関が飛んでくる。




関「じゃじゃーーん！！」





「おー！すげー！」




定時の生地屋のやつに頼んで、つくってもらったスカジャン。



背中には大きく、"鬼"の文字。




正也「へー。てか、鬼って。まんまだな。」




真也「大蛇でもよかったんじゃね…」





「ま、仮ってことで。」




関「みてください！俺のも！！さいこー！！」



関が背中に鬼の文字を刺繍したコーチジャケットを羽織る。



「とりあえず、鬼をいれて知名度アップだな。」




古谷「もう十分あるだろ、お前には。」




「きもちが！大事なの！」





古谷「はいはい。で、最近調子こいてる九龍のかたぎのチンピラ。明日ボコしにいくからな。」



「お、まじか。おっけー。」




関「おー、腕が鳴りますねぇー。」





正也「俺らだけでいくんか？」




「もち。」


俺がそういうと、2人がニヤリと歯を見せた。


頼りになるっすねー。


サイコー。






真也「ひさびさに暴れられる…」






さーて、チンピラお掃除開始♪

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