はち合わせ ページ35
少しだけ休憩しようと思って、喫煙所を目指した。
慌ただしく携帯を取り出して、”喫煙所に行くね。”とジヨンにメッセージを送信。
もしもジヨンも手空きなら来るって言ってたし。
初めてジヨンに逢ったときのようなパーティー会場のような大きな中庭ではないけれど。
ここのホテルの喫煙所もなかなか綺麗。
今は喫煙愛好家には生活しにくいくらい喫煙スペースなんてものがなくなっているけど。
こんな風に少し離れたところにあるのもあたし的には悪くない。
ベンチに腰掛けて、タバコを1本加えた。
空を見上げると、今日も月が雲に少しだけ隠れていて。
ジヨンと出逢った日もそうだったなぁ…って思い出した。
『Aさん？偶然！』
喫煙所に来た人物はジヨンではなくイルくん。
「イルくんもタバコ吸うんだ。」
『うん。俺も喫煙愛好家。笑』
ニッコリ笑って、あたしの隣に腰を掛けて、足を綺麗に組んだ。
「サボってていいの？」
『うん。退屈だから。』
ふぅん。
やっぱり芸能人ってこういうパーティーに行き慣れてるから、今更ドキドキなんてしないのかな。
『何回もこういう場に来てるんだから、さっさと慣れてうまく立ち回れればいいんだけど、なかなかそういう風になれなくて。俺って不器用なのかな。』
吐き出した煙を見つめて、ぼんやりと呟くイルくんはどこか寂しそうだった。
「そっか…なんか…いろいろ大変なんだね。
あたしもこういう場にあまり慣れてないから、一緒だ。笑」
『Aさんと一緒なんて嬉しいな。』
お。アイドルスマイル。
こういうのにファンは卒倒しちゃうんだろうな。
なんて。
能天気に思っていたら、喫煙所がある庭へと続くドアが開いた。
わ！わ！わ！ジヨン！
イルくんも人が来たことで、もちろんジヨンに目を向ける。
『あ！G-DRAGON先輩！お疲れ様です！』
イルくんが急にシャキッと立ち上がって、ジヨンに軽くお辞儀をした。
「あー…お疲れ様です…」
『Aさん、知ってる？G-DRAGONさん！』
「あ、うん…苦笑」
もうほんとに。
なんていうか苦笑いするしかない。
「そんなに気ぃ遣わないでよ。後ろに座ってるけど空気だと思ってくれればいいから。」
そう言って笑ったジヨンがあたしたちの後ろのベンチに腰掛けた。
出逢った時と同じように背中合わせのベンチで。
背中に全神経が集中するのは言うまでもない。
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ゆん(プロフ) - みなさん» みなさんこんばんは初めまして＼(^o^)／テンションが上下wwwとっても有難いお言葉です(ノ_＜)ありがとうございます(つД`)睡眠不足はお肌の大敵ですよ！さぁ目を閉じて羊を数えてくださいwww (2016年1月14日 0時) (
レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - こんばんわ初めまして！ゆんさんの小説っていつの間にか感情移入しちゃってて（笑）自分のテンションが上下しすぎて笑っちゃうくらい（笑）今は切ない展開が続きますがそんな展開もわたしは大好きです！続きが気になりすぎて今夜は眠れなそうです（笑） (2016年1月14日 0時) (レス) id: 304cf6309e (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ちゅんたむさん» ちゅんたむさんこんばんは＼(^o^)／鬼更新ごめんなさい>_<ほんとにジェットコースターのような展開にしてみましたwwwwwハッピーエンドになるかはまだわかりません(´･ω･`) (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんたむ(プロフ) - 次もまた楽しみです〜〜(^ ^) まさかのてんかいでもぉ寝られない(^^)笑 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 8996fa0a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - おーみcさん» 初めましてこんばんは＼(^o^)／！こんなものを気にしてくださってありがとうございます>_<少しだけ切ない展開が続いてしまいますがお許しを(ノ_＜)寒くなってきたのでおーみcさんも体調に気をつけてくださいね^ ^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
x他1人 | 作成日時：2015年12月22日 0時
