それもこれも後で ページ29
「A、スケジュール帳。」
家に帰ってきたジヨンの手がスッと伸びてきて。
あたしはスケジュール帳を渡した。
ジヨンがパラパラと捲って、自分の予定を書き込んでいる。
…と同時に、あたしの予定も把握。
「A、このパーティーってなんの？」
「んー…何かよくわからないけど、上司に言われたから書き込んだだけ。詳細はよくわからない。」
「ふぅん。確か俺もその日、何かのパーティーだったな。」
携帯をスクロールするジヨン。
髪の毛を掻きあげて、少しだけ眉間に皺を寄せている。笑
「あ、なんかのブランドのレセプションパーティーだ。」
携帯から目を離してスケジュール帳にまた目を移す。
それを書き込むジヨンの指はあたしの大好きな指。
「じゃああたしとは違うパーティーかもね。
ブランドのレセプションパーティーなんてまだ行ったことないもん。」
「でも、Aの上司って全く関係ない分野のパーティーにAをブッ込むよな。」
「あ、まぁ確かに。招待状とかもらってるのかなぁ。」
今まで人脈作りとかで、いろんなパーティーに駆り出された。
まぁそこでジヨンとも知り合えたわけだけど。
「同じパーティーだったら嬉しいな。」
あたしがそう言うと、ジヨンはまた眉間に皺を寄せた。
「もしも同じパーティーだったら芸能人ばっかだから嫌だけど。
どっかの変なジジイばっかりの方が俺は嬉しい。」
あたしの頬に手を滑らせて。
撫でる手は擽ったいけど、気持ちいい。
芸能人が集まらないパーティーの方が、男性にお声がけされることが多いんだけどなぁ。
もちろんジヨンにはそんなことは言わないけど。
「あ、でも。」
何かを閃いたようにジヨンが口を開いて。
「同じパーティーの方が監視できるからな。別の意味で安心かも。」
ニヤリと意地悪そうに笑って。
あたしをソファーにグッと沈み込ませた。
「ジヨン、もうスケジュール書かないの？」
「後から書く。」
「ジヨンが買ってきてくれた紹興酒飲みたい。」
ジヨンの肩を少しだけ押して。小さな抵抗。
「それも後で。」
あたしの抵抗していた手を軽々と拘束して、あたしの髪の毛を撫で付ける。
「でも、…っ…」
あっちのマンションに携帯を取りに行かなきゃいけないし…
って言葉はジヨンの唇で塞がれて。
あたしも目を閉じてジヨンのキスに応えた。
夜中取りに行くしかないか…
ジヨン乗せてってくれるかな。
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ゆん(プロフ) - みなさん» みなさんこんばんは初めまして＼(^o^)／テンションが上下wwwとっても有難いお言葉です(ノ_＜)ありがとうございます(つД`)睡眠不足はお肌の大敵ですよ！さぁ目を閉じて羊を数えてくださいwww (2016年1月14日 0時) (
レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - こんばんわ初めまして！ゆんさんの小説っていつの間にか感情移入しちゃってて（笑）自分のテンションが上下しすぎて笑っちゃうくらい（笑）今は切ない展開が続きますがそんな展開もわたしは大好きです！続きが気になりすぎて今夜は眠れなそうです（笑） (2016年1月14日 0時) (レス) id: 304cf6309e (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ちゅんたむさん» ちゅんたむさんこんばんは＼(^o^)／鬼更新ごめんなさい>_<ほんとにジェットコースターのような展開にしてみましたwwwwwハッピーエンドになるかはまだわかりません(´･ω･`) (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんたむ(プロフ) - 次もまた楽しみです〜〜(^ ^) まさかのてんかいでもぉ寝られない(^^)笑 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 8996fa0a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - おーみcさん» 初めましてこんばんは＼(^o^)／！こんなものを気にしてくださってありがとうございます>_<少しだけ切ない展開が続いてしまいますがお許しを(ノ_＜)寒くなってきたのでおーみcさんも体調に気をつけてくださいね^ ^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
x他1人 | 作成日時：2015年12月22日 0時
