うるさい奴ら -GD ページ27
Y「おはよー!」
『おはようございまーす!』
昨日のようにコントかって思うくらいのスパーン!って軽快な音と共に襖が綺麗に開いて。
うるさい2人組が部屋に入ってきた。
あれ…鍵…閉め忘れたっけ…
もしかしたらこうなるかも…と思っていたから、Aと事を終えた後、Aの浴衣をがっちり着させて寝たけど…
鍵を閉め忘れるとか、間抜けすぎるな俺。
まずそこをきっちりとやっていればなんの問題もなかったはずだ。
「仔ウサギちゃん、ヨンベおはよう…早いね。」
時計を見るとまだ7時過ぎで。
とことん愛し合った俺たちが寝たのは2時間ほど前。
Aの眠そうな声にも至極納得できる。
俺ももうちょい寝たいんだけど。
Y「旅館の朝ご飯は早いからね。ほら、さっさと起きて。ご飯もう運ばれてくるから。」
「は?ここに?また一緒に食べるのかよ!」
Y「いや、隣の部屋。4人で食べるのは当たり前じゃん。4人で来てるんだから。」
当たり前って…なんだそれは!
そもそもこれは俺とAが2人で来る予定だったものだし!
『Aさん、ご飯食べたらまた温泉に入りませんか?』
仔ウサギがニコニコしながら、外の露天風呂を指差した。
「うん。いいよ。またあとで入ろうね。」
ちょっと待て!いろいろちょっと待て!
俺、まだAと入ってないし!
「仔ウサギ、おまえはヨンベと入れ。Aと温泉に入るのは俺。」
『ヨンベくんとは昨日の夜、ジヨンさんとAさんが部屋を出て行った後に入ったから大丈夫です。だからAさんと入ります。』
「は?昨日の夜?」
昨日の夜、俺たちが出て行ってからいちゃこらして風呂に入ったってことか。
Y「たまにはお風呂でってのもいいもんだねー。あ、昨日は追い出した形になっちゃってごめんね。笑」
ヨンベがコソッと耳打ちをしてきて。
その言葉の意味を瞬時に理解できる俺の脳が
憎たらしくてしょうがない。
は!?は!?は!?
なんだその超絶羨ましいシチュエーションは!!
やっぱり仔ウサギなんかに譲ってたまるか!
「仔ウサギ!頼む!おまえはもう1回ヨンベと入れ!な?」
『えー!』
Y「ジヨン必死かよ。笑」
俺たちを見ていたAが「ねぇ。」って小さく口を開いて。
「仔ウサギちゃんごめんね。あたし…ジヨンと入りたいな。」
って言うから。
顔が緩むのを精一杯堪えた。
ヨンベと仔ウサギにバカにされるのだけは
ごめんだからな。
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ゆん(プロフ) - みなさん» みなさんこんばんは初めまして\(^o^)/テンションが上下wwwとっても有難いお言葉です(ノ_<)ありがとうございます(つД`)睡眠不足はお肌の大敵ですよ!さぁ目を閉じて羊を数えてくださいwww (2016年1月14日 0時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - こんばんわ初めまして!ゆんさんの小説っていつの間にか感情移入しちゃってて(笑)自分のテンションが上下しすぎて笑っちゃうくらい(笑)今は切ない展開が続きますがそんな展開もわたしは大好きです!続きが気になりすぎて今夜は眠れなそうです(笑) (2016年1月14日 0時) (レス) id: 304cf6309e (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ちゅんたむさん» ちゅんたむさんこんばんは\(^o^)/鬼更新ごめんなさい>_<ほんとにジェットコースターのような展開にしてみましたwwwwwハッピーエンドになるかはまだわかりません(´・ω・`) (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんたむ(プロフ) - 次もまた楽しみです〜〜(^ ^) まさかのてんかいでもぉ寝られない(^^)笑 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 8996fa0a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - おーみcさん» 初めましてこんばんは\(^o^)/!こんなものを気にしてくださってありがとうございます>_<少しだけ切ない展開が続いてしまいますがお許しを(ノ_<)寒くなってきたのでおーみcさんも体調に気をつけてくださいね^ ^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆん x他1人 | 作成日時:2015年12月22日 0時