離れんなよ -GD ページ24
誰だ。たまには4人でご飯もいいもんだな。って思った奴は。
そう。それは俺だ。
だって、こんなことになるなんて想像もしていなかったから。
＿＿＿＿＿＿
遡ること1時間前。
『お酒美味しい！』
「仔ウサギちゃん飲みすぎじゃない？大丈夫？」
Y「ほどほどにしとけよ？悪酔いしたら大変だから。」
「今日はヨンベもいるしいいじゃん。仔ウサギちゃんの好きに飲ませてあげて。」
Y「じゃあ、今日だけね。」
＿＿＿＿＿＿＿＿
仔ウサギがこんなに酒癖が悪いなんて思わなかった。
そういえば仔ウサギと酒を飲んだことって記憶を辿ってみても数えるほどしかない。
それも、打ち上げの時ばかりだ。
散々飲み散らかした挙句、旅館の人が敷きに来てくれた布団の上で…寝てる。
当然敷かれた布団は2組。
こっちの部屋はヨンベと仔ウサギの部屋になる予定だったから。
それで。
それで、だ。
仔ウサギのペースに巻き込まれたヨンベとAも…寝てる。
うまい具合に、ヨンベと仔ウサギが1組の布団の上にちゃんと布団までかけて寝ていて。(正確にはヨンベがかけた。)
Aは1組の布団の上で丸まっている。
「おーい。A、部屋帰るぞ。」
まだきちんと何も話せていないし。
俺たちが寝るには、早すぎる時間だ。
だってまだ22時を過ぎたところ。
家じゃまだどっちかが帰ってない時間だし。
「ん〜ジヨン…もう食べれないよ…」
何の夢を見てんだか。
Aの寝顔は半笑いで可笑しな顔。
なのに浴衣がはだけて足がパックリ見えているからそれをヨンベに見られないように慌てて直した。
「ここで寝るなよ。」
もう1度Aの肩を揺すると、揺すっていた手をキュッと弱々しく握って。
「…好き…あったかい…」
目も開けないまま。
意識もあまりないまま、ふにゃふにゃと言っているのに。
そういう言葉だけは俺の中でクリアに聞こえて。
本当に都合がいい。
「俺の方が…好きだって。」
正直、好きだなんて感情だけでは計り知れない。
言っても言っても言い足りない。
好きなんて2文字の中には留めきれない。
でも。
これが気持ちを伝える術なら、俺は何度でも言葉にするよ。
Aの頭を撫でて、Aとヨンベの間に俺も潜り込んだ。
「離れんなよ。」
Aをギュッと抱き寄せると。
いつも通り俺の胸の中にすり寄ってくる。
たまには4人で寝るのもいいか。って思いながら
俺も目を閉じた。
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ゆん(プロフ) - みなさん» みなさんこんばんは初めまして＼(^o^)／テンションが上下wwwとっても有難いお言葉です(ノ_＜)ありがとうございます(つД`)睡眠不足はお肌の大敵ですよ！さぁ目を閉じて羊を数えてくださいwww (2016年1月14日 0時) (
レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - こんばんわ初めまして！ゆんさんの小説っていつの間にか感情移入しちゃってて（笑）自分のテンションが上下しすぎて笑っちゃうくらい（笑）今は切ない展開が続きますがそんな展開もわたしは大好きです！続きが気になりすぎて今夜は眠れなそうです（笑） (2016年1月14日 0時) (レス) id: 304cf6309e (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ちゅんたむさん» ちゅんたむさんこんばんは＼(^o^)／鬼更新ごめんなさい>_<ほんとにジェットコースターのような展開にしてみましたwwwwwハッピーエンドになるかはまだわかりません(´･ω･`) (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんたむ(プロフ) - 次もまた楽しみです〜〜(^ ^) まさかのてんかいでもぉ寝られない(^^)笑 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 8996fa0a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - おーみcさん» 初めましてこんばんは＼(^o^)／！こんなものを気にしてくださってありがとうございます>_<少しだけ切ない展開が続いてしまいますがお許しを(ノ_＜)寒くなってきたのでおーみcさんも体調に気をつけてくださいね^ ^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
x他1人 | 作成日時：2015年12月22日 0時
