確認事項 ページ19
大好きなジヨンの感触に浸っていたら。
ジヨンが腕を緩めたから、あたしも同じように腕を緩めた。
「A、顔上げろ。」
「や、だ…」
ジヨンと知り合ってからこんな風に離れていることってなかったから。
どう接していいのかわからなくなっちゃって。
あたしは初めて男の人に触れられるときのように、なぜかガチガチ。
胸が高鳴ってしょうがない。
ドキドキドキ…と高速であたしの心臓が動いている。
「上げろって。」
「や…今は無理。」
だって。
きっと顔を上げたら、ジヨンは優しいキスをしてくれるに違いない。
「わっ！」
片手で顎をクイッとされて。
無理矢理ジヨンと視線が絡んだ。
「Aは泣き顔も可愛いんだな。」
そう言って笑ったジヨンがあたしの涙を親指で拭ってくれて。
涙の跡にキスを落とした。
嘘つき。
泣き顔が可愛いなんてことがあるわけない。
メイクも崩れていて、自分史上最高に不細工な瞬間だと思う。
「泣いたのは俺の前でだけ？」
「…うん。…」
「他の奴には見せてない？」
「…うん。…」
一体何の確認なのか。
ジヨンはジッとあたしを見つめている。
それなら、もう一言付け足してやる。
「何度も他の人の前で泣きそうになったけど…我慢した。ジヨンの前じゃないとあたしは泣かないよ。」
これでどうだ。
…ほら。やっぱりね。
やっぱりその言葉にジヨンはニコーッと満足そうに笑った。
「Aは俺を転がすのが上手いな。」
頬に添えられていた右手ではなく。
あたしを抱き寄せていた左手があたしの後頭部に回って。
あたしの頭を引き寄せて唇に口付けた。
久しぶりのキスで。
少しだけ正常に戻った心臓がまた煩く動き始める。
あたしが唇を離すと。
あたしを不思議そうに見つめるジヨン。
「なんで離れんの？キスの仕方忘れた？」
「そうじゃ…なくて…」
「じゃあなに？」
「ドキドキしちゃって…その…久しぶりだし…」
またジヨンから視線を外して。
どこを見たらいいのかわからないあたしは、ジヨンの胸を見るしかない。
今日何度目だろう？ジヨンの胸を見るのは。苦笑
「わぁっ！！」
「やっぱりAには敵わないな。」
一瞬の出来事でよくわからなかったけど。
さっきよりより一層強く畳の匂いを感じる。
何事かと回らない頭を回転させて、意識をはっきりさせたら。
ジヨン越しに部屋の天井が見えた。
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ゆん(プロフ) - みなさん» みなさんこんばんは初めまして＼(^o^)／テンションが上下wwwとっても有難いお言葉です(ノ_＜)ありがとうございます(つД`)睡眠不足はお肌の大敵ですよ！さぁ目を閉じて羊を数えてくださいwww (2016年1月14日 0時) (
レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - こんばんわ初めまして！ゆんさんの小説っていつの間にか感情移入しちゃってて（笑）自分のテンションが上下しすぎて笑っちゃうくらい（笑）今は切ない展開が続きますがそんな展開もわたしは大好きです！続きが気になりすぎて今夜は眠れなそうです（笑） (2016年1月14日 0時) (レス) id: 304cf6309e (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - ちゅんたむさん» ちゅんたむさんこんばんは＼(^o^)／鬼更新ごめんなさい>_<ほんとにジェットコースターのような展開にしてみましたwwwwwハッピーエンドになるかはまだわかりません(´･ω･`) (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんたむ(プロフ) - 次もまた楽しみです〜〜(^ ^) まさかのてんかいでもぉ寝られない(^^)笑 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 8996fa0a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - おーみcさん» 初めましてこんばんは＼(^o^)／！こんなものを気にしてくださってありがとうございます>_<少しだけ切ない展開が続いてしまいますがお許しを(ノ_＜)寒くなってきたのでおーみcさんも体調に気をつけてくださいね^ ^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: fcdb30ee78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
x他1人 | 作成日時：2015年12月22日 0時
