巻ノ九十六 ロック・リー ページ48
.
サスケ「！！」
サクラ
(速いっ！！双方の攻撃の軌道を完全に見切って、蹴りと蹴りの合間に体を滑り込ませた！？こんなことって…！！)
A
(この人…さっきまで殴られてた時とは別人の動き！！)
おかっぱの少年は足から手を離した
サスケ
(俺の蹴りを腕で…！！何だ、コイツの腕のチャクラは！？)
「フーー…」
「オイ。下手に注目されたくないと言ったのはお前だぞ？」
おかっぱの少年に声をかけたロン毛の少年
同じ班の仲間のようだ
「だって……」
サクラ「！」
おかっぱ少年が、チラッとサクラを見た
サクラと目が合い、おかっぱ少年が頬を紅く染める
「これだわ……」
おかっぱ少年の仲間のくノ一が、呆れた様に首を横に振った
そして顔をよく見れば、打たれた跡が消えているおかっぱの少年とくノ一
サスケ
(！？…こいつら打たれた跡が消えてやがる…)
おかっぱの少年が、スタスタとサクラの前に歩み寄る
「あのー、サクラさんと言うんですね」
おかっぱ少年が喋り出した
耳を傾けるA達
「僕の名前はロック・リー」
サクラは不思議そうな顔をする
そしてロック・リーと名乗った少年の頬は何故か赤い
リー
「僕とお付き合いしましょう！
死ぬまであなたを守りますから！」
キラーンと歯を輝かせ、笑顔で言った
サクラ
「絶対…イヤ。あんた濃ゆい……」
即答だった
拒絶されたリーはガクッと項垂れ
それを見てナルトは笑い
Aは微妙な顔をし
サクラは呆れていた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
