巻ノ八十九 ページ41
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ナルト「あ！」
サクラ「サスケくーん！！」
A「サスケ…」
女(……！！////結構いい男じゃない…)
男
「クッ…ムカつくガキがもう一人…」
サスケ「失せろ」
サクラ・モエギ
「キャーーカッコイイーーー！！♡」
Aと木ノ葉丸はその間に移動する
木ノ葉丸
「ナルト兄ちゃんカッコ悪ぃ〜〜〜」
ナルト
「バ…バカ！！あんなヤツ俺だってすぐ、やっつけてたってばよ！！」
木ノ葉丸「フン」
木ノ葉丸はそっぽを向いた
男
「おい、ガキ。降りてこいよ！
俺はテメーみたいな利口ぶったガキが１番嫌いなんだよ…」
女
「お、おい……カラスまで使う気かよ」
背中に背負っていたモノを下ろす男
女がそれを見て、慌てている
「カンクロウ、やめろ」
いきなり誰かの声が聞こえた
「里の面汚しめ……」
目をやるとサスケの隣の枝に逆さまにぶら下がる、赤髪の瓢箪を背負った少年がいた
カンクロウ「ガ…我愛羅」
分かりやすいほどに動揺するカンクロウと呼ばれた男
女の方もカンクロウと同じく、動揺していた
サスケ
(こいつ……いつの間に俺の隣に……！カカシ並みの抜き足だぜ…)
カンクロウ
「聞いてくれ…我愛羅。
こいつらが先につっかかってきたんだ……！」
我愛羅と呼ばれた赤髪の少年が、カンクロウを睨みつけた
我愛羅「黙れ…殺すぞ」
A「！」ゾク
我愛羅は凄まじいほどの殺気を放っていた
睨まれていないAでさえ、背筋が凍ってしまう
カンクロウ
「わ、分かった。オレが悪かった……」
女「ご、ごめんね……」
サスケ
(こいつが頭か…嫌な目をしてやがる)
サスケは我愛羅と呼ばれた少年を睨んだ
すると目が合った
我愛羅
「君達、悪かったな」
我愛羅
(あのカンクロウに石つぶを当てるとは…できるな…コイツ)
風が消えると、我愛羅はカンクロウと女の隣に移動していた
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作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
