巻ノ八十六 ページ38
.
A
「同じ班のサクラだよ」
木ノ葉丸「ふーん……」
木ノ葉丸
(ずっと兄ちゃんのこと食い殺すような目で見てるな、コレ…)
すると木ノ葉丸が、何か思い付いたような顔をした
と思ったら、ニヤニヤと笑いながら肘でナルトを小突き始める
木ノ葉丸
「兄ちゃんも隅に置けないなぁ」
ナルト「は？」
木ノ葉丸
「あいつって兄ちゃんの…コレ」
木ノ葉丸が、ピッと左手の小指を立てた
サクラ「！！」
ナルト
「へへへ///君達はガキのわりに鋭い……」
サクラ
「ちがーーーう！！！」
バゴ
ザッ ドッ ガッ
サクラがナルトを殴り飛ばした
木ノ葉丸「兄ちゃん！！」
転げてったナルトの体は、ドガッ板壁に突っ込んだ
木ノ葉丸
「な…なんてことすんだ、コレ！！」
モエギ
「ヤダァーリーダー！！死んじゃやだー！！」
モエギが涙目になりながらナルトに駆け寄る
木ノ葉丸
「このブース！ブース！！」
A
「Σちょっ！！？」
ガツ ガツン！
木ノ葉丸はサクラの逆鱗に触れ、ナルトと共にキツイ拳骨を喰らってしまった
うどん
「木ノ葉丸君、大丈夫？」
A
「今のは木ノ葉丸が悪いよ…」
サクラ「フン」
怒りのままに、サクラはスタスタと歩いて行く
ナルトと木ノ葉丸は頭を抑えながら起き上がる
木ノ葉丸
「…ったくあのブスデコぴかちん…アレで女か……んぐ！？」
A
「木ノ葉丸っ！！」
Aが木ノ葉丸の口を塞ぐ
だが時遅し…
サクラが、ピタッと歩みを止めた
A
「こ、木ノ葉丸！！早く謝って！！」
木ノ葉丸
「何でだよ、コレ！！」
A
「いいから！！！サ、サク＿＿」
最後まで言う前にサクラが怒りの形相でこちらに駆け戻り始めた
.
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作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
