【NARUTO】闇から光へII (ページ32)

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巻ノ八十忍者の在り方ページ32

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２週間後＿＿

A達は崖の上に建てられた再不斬と白の墓を訪れた

白には花を、再不斬の墓には再不斬が使っていた刀が置いてある

2人の墓に花と饅頭を供える

ナルトが供えた饅頭に手を伸ばす

サクラ「こら！」

パチィ

ナルト「痛てェ！」

サクラがその手を叩いた

サクラ
「アンタ、何意地汚いことしてんの！
バチ当たるわよ！」

ナルト「へへ」

サクラはナルトに呆れながら2人の墓を見つめた

サクラ
「………でもさァ、カカシ先生…」

カカシ「んー？」

サクラ
「…忍者の在り方って、やっぱこの2人が言ってた通りなのかなぁ…」

再不斬と白は敵だが、A達に色々なことを教えてくれた

カカシ
「忍ってのは自分の存在理由を求めちゃあいけない……ただ国の道具として存在することが大切……それは木ノ葉でも同じだよ…」

A
「本物の忍者になるって……本当にそういうことなんですかね……」

ナルト
「なんかさ！なんかさ！俺ってばそれ、嫌だ！！」

A
「……私も……でも……それが幸福と感じる人もいるんだよね……白みたいに…
…」

国の道具として生きる

その事に対してナルトとAはよく思わない

サスケ
「アンタもそう思うのか？」

サスケがカカシに問う

カカシ
「んーーいやな……だから忍者って奴は皆、知らず知らずそのことに悩んで生きてんのさ………再不斬や……あの子のようにな…」

ナルト「………」

ナルトは2人の墓を見つめ

ナルト
「よし今、決めたってばよ！！
俺は俺の忍道を行ってやる！！」

そう決意した

カカシもナルトの言葉に満足そうに笑った

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