【NARUTO】闇から光へII (ページ31)

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巻ノ七十九ページ31

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A
「ナ、ナルト！速く退かないと先生が起きちゃうっ！」

ナルト
「わ、わかってるってばよ！」

すぐに上半身を起こそうとした

だが……

カカシ
「ん～……も少し……」

ナルト
「ちょ、ちょっ！カカシせん……せ……！！」

寝ぼけているのか、カカシはナルトを抱きしめ、横を向いた

それを見たサクラとAの表情は真っ青になる

サクラ・A
「なっ……」

カカシ
「ん……？何してんの？お前ら」

カカシは寝ぼけた表情で3人を見た

A「せ、先生……」

カカシ「ん～？」

Aがカカシの腕の中にいるナルトを指差す

そして苦しそうな声が腕の中から聞こえた

ナルト「先生……苦し…ってばよ…」

カカシ
「ん、ナルト？」

何故自分の腕の中にナルトがいるのか理解出来ないカカシだったが、とりあえず解放されたナルト

ナルトは軽く咳こんでいた

ナルト
「先生ってば俺を殺す気かァー！！」

カカシ
「いや～すまんすまん。今のは寝ぼけてただけで……」

上半身をゆっくりと起こすカカシ

A
「先生って…意外に手が早いんですね……」

サクラ
「そうね……それにあっちの趣味もあるなんて…」

カカシ
「ちょ…お前らそんな訳ないでしょ…」

A
「ほんとですか…」

サクラ
「怪しいわね…」

カカシは「まったく」とため息をつくのであった

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