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巻ノ七十四 ページ26
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サクラ
「ナルトォーーッ！！Aーーー！！」
ナルトとAがサクラの声に反応する
サクラ
「サスケくんは無事よォ！！ちゃんと生きてるわァ！！」
ナルト・A「＿＿＿！！」
サクラの方を見ると、隣にはこちらに向けて軽く手を挙げる……サスケが立っていた
Aside
サスケを見て目が目が熱くなるのを感じた
体なんて動かなかった…手を動かすのもやっとだった…
だけど、おぼつかない足を無理に動かす
目をあえて逸らしているのか、私には気づいていない
歩くスピードがだんだん速くなる
触れられる距離になった時サスケが気付いた
サスケ「A……」
私はサスケに抱きついた
サスケ
「いっつ！おい、A……！」
離れようと力を込めるサスケ
だけど、私は更に強く抱きしめた
サスケのぬくもりを感じていたかった
A「…………サスケッ」
サスケ「…………悪ぃ」
私が泣いていることに気付いたのか、サスケは目をそらし微妙な顔をした
そしてしばらく黙って抱きしめさせてくれた
それがとても嬉しかった
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作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
