巻ノ六十七 ページ19
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サクラ「じゃあ…」
カカシ
「そう…言ってみりゃあ、俺の写輪眼と同種のもの…この俺をもってしても、あの術はコピー不可能…破る方法も皆無…」
それを聞いてナルトは立ち上がった
ナルト
「……だから何だってんだ……こんなとこでくたばってられっか。
俺には叶えなきゃなんねぇ夢があんのにぃ…！」
白「……」
白は黙り込んだ
お面で表情は伺えなかったが、何故か悲しい感じが伝わってくる
白
「僕にとって忍になりきることは難しい。出来るなら君達を殺したくない……けれど、君達が向かってくるなら………
僕は刃で心を殺し、忍になりきる。
僕は僕の夢の為に、君達は君達の夢の為に。
恨まないでください。
僕は大切な人護りたい…
その人の為に働き
その人の為に戦い
その人の夢を叶えたい…
それが僕の夢。
その為なら僕はあなた達を殺します」
それを聞いてナルト・サスケは笑った
サクラ
「３人共！そんな奴に負けないでェ！！」
カカシ
「やめろ、サクラ」
サクラ「え？」
カカシ
「たとえ万に１つ、あの技を破る方法があったとしても…あいつらにあの少年は倒せない…」
サクラ
「ど…どういうことよ？」
再不斬「クク…ククク…」
カカシ
「あいつらにはまだ心を殺し、人を殺める
あの少年は忍の本当の苦悩をよく知っている」
再不斬
「………お前らみたいな平和ボケした里で本物の忍は育たない…忍の戦いにおいて最も重要な�犹Δ靴侶亳貝瓩鮴僂爐海箸�できないからだ…」
その会話はAの耳にも届いた
A
(ひ、人を殺すなんて…そんなこと…だけど……大切な人を失う悲しみは知ってる………あの悲しみに比べれば……この人を倒す事ぐらいは出来る気がする…)
Aは目を閉じ集中する
白(この術の中で目を閉じるとは…)
スッ
白が千本を構える
A(く、来る！！)
ザッ
グサ グサ グサッ！！
A「ゔあぁっ！！」
ドサ…
体に千本が刺さる
白より早く反応したAだが、スピードには追いつけていない
白
(反応が早い……外から少し見ていたただけでここまで反応出来るとは…)
A「ハァハァ…」
A
(は、反応は出来た……でもまだスピードについていけてないっ)
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作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
