巻ノ六十四 ページ16
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サスケ「ぐあぁああ！！」
A「サスケ！！」
サクラ「サスケ君！！」
再不斬
「迂闊に動けば、そっちの3人を殺るぞ！」
カカシ「…くっ」
サスケ「！！ぐっうわぁ…」
A「っ！」
A(い、いやっ……)
傷ついたサスケを見て両親の姿が重なる
A
「タズナさん……少しだけここ離れてもいいですか？」
Aの声は震えていた
タズナ
「……ああ、行ってこい…」
サクラ「A…！」
Aは駆け出すと共に飛び上がり、鏡の隙間目掛けて苦無を投げた
だがAが投げた苦無は鏡の中から伸びた白の手で止められる
A(！！鏡から！？)
とその時、Aの反対側から飛んできた手裏剣が白の面に当たった
白「うっ！」
カカシ・再不斬「！」
サクラ「……誰？」
手裏剣の飛んで来た方から、ボーンと煙が上がる
A
(あれって……もしかして…)
サスケ
(あの馬鹿…目立ちたがり屋が…)
白
(…意外性No.1の…ドタバタ忍者…！？)
煙から現れたのは…
ナルト
「うずまきナルト！只今見参！！」
派手な登場で全員の視線がナルトに向いた
ナルト
「俺が来たからにはもう大丈夫だってばよ！
物語の主人公はこうやって現れてあっちゅーまにィー敵をやっつけるのだァー！」
カカシ
(ったくあのバカ！あんな目立つ登場しやがって…あれじゃいい的だ！)
サスケ
A
(さ、さすが意外性No.1のドタバタ忍者…)
再不斬
(フン…あのガキか……)
そんなナルトに向かって再不斬がいくつもの手裏剣を投げた
カカシ「！しまった！」
ナルト「！」
ナルトはすぐに苦無を構えた
キン！キン！キン！キィン！
ナルト「！？」
しかし、手裏剣は白が投げた千本によって止められた
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作者名：ぴーなつ | 作成日時：2017年9月14日 16時
