【NARUTO】闇から光へII (ページ11)

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巻ノ五十九ページ11

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タズナの家＿

カカシ
「196…197…198…」

体が動くようになってきたカカシはタズナとサクラを背中に乗せ腕立てをしている

しかも使っているのは右手人差し指だけ

タズナ
「……前々から超聞いておきたかったんじゃが…ワシが任務の内容を偽ったのに、どうしてお前らはここに居てくれるんじゃ」

カカシ
「義を見てせざるは勇なきなり。勇将の下に弱卒無し！」

意味は

人としてすべき事と知った上でそれをしないのは勇気がないから

優れた者が上に立つと、その部下も優れていること

カカシ
「先代の火影の教えです。これが忍の生き方…お金だけで忍は動くわけじゃありません」

腕立て伏せ200回を終え、タズナとサクラはカカシの上から降りた

カカシ
(俺の体もほぼ復活したな…)

その夜＿

ご飯時になり、サスケとナルトが修業から戻って来た

タズナ
「おう、今帰ったか！………なんじゃお前ら、超ドロドロのバテバテじゃな」

ナルトはサスケに肩を貸してもらっている

ナルト
「へへ…2人とも…てっぺんまで登ったぜ…」

サスケ
(動けなくなるまでやるなってーの。このウスラトンカチ)

カカシ
「よし！ナルト、サスケ。明日からお前らもタズナさんの護衛につけ」

ナルト「押忍！！」

これで4人共、木登り修行は終了した

ご飯の後、ナルトがダラける様に机につっ伏した

タズナ
「フーーワシも、今日は橋作りでドロドロのバテバテじゃ。なんせ、もう少しで完成じゃからな」

ツナミ
「ナルト君も父さんも、あまり無茶しないてね！」

タズナ「うむ」

ナルト「うー」

バテバテのナルトを見てイナリは急に涙を流した

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