1 ページ1
.
｢ おい玉森！｣
｢ おーい、聞いてんのかあ？ ｣
｢ たーまーもーりいいい ｣
『 んだよ、起きてるよ 』
二階堂にうざいほど起こされて気づいたら
もうとっくに授業は終わっていた。
｢ 帰るぞ、起こしてやったからジュース奢りな？｣
『 仕方ねえなあ 』
でもこれがいつもの事。
授業が終わるとチャイムで目覚める二階堂が
俺の事を起こしてくれんの。
んまあ、あいつも寝てるんだけどね？
『 ほら、帰るぞ 』
｢ いえい、玉森のおっごり〜 ｣
『 二階堂ってほんと元気だよな、めっちゃ長生きしそう 』
その時、一瞬だけ二階堂の表情が変わった気がした。
だけど、その時の俺は大して気にしなかった。
｢ 長生きできるといいけどな ｣
そういって“ ニカッ ”と笑った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とも(プロフ) - 更新待ってます！ (2018年2月19日 22時) (
レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!ちょっと付けたし大丈夫ですか？ (2017年6月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：んーたか | 作成日時：2017年5月31日 23時
